性能の差がなくなってしまいましたからね。
ここ最近になって、3万円を切るパソコンが数多くリリースされています。週アスPLUSがレポートしていました。
パソコンが安くても10万円近くしたのは、もはや昔の話。マイクロソフトの「Windows」(ウィンドウズ)を搭載したマシンでも、3万円を切るものがリリースされています。
もちろんこれらの安価なパソコンは、高価なパソコンに比べて低性能です。しかし、インターネットや動画再生、メール程度などであれば、問題なく動いてくれるとのこと。
Googleも参戦
また、最近ではGoogle製の低価格パソコン、「Chromebook」(クロームブック)も日本国内で発売が始まりました。「クロームブック」については、以下の記事をご覧ください。
・日本で買えるクロームブック、3機種を実機で徹底比較レビュー
・欲しいよ欲しいよー(駄々っ子) 3万円ノートPC『クロームブック』をエイサーも発表
・ついに税抜3万円を切った! ASUS「クロームブック」ノートPCがお安い
クロームブック 「Acer C720」
低価格パソコンは、ここ最近のはやりといえそうです。機械の進歩により、低価格でも一般的な用途であれば十分な性能を手に入れたことが要因でしょうか。
高級化するスマホ
その一方で、スマホの価格は上昇傾向にあります。
アップルの「iPhone 6」は最も安いモデルでも7万5,800円、Googleの「ネクサス 6」も7万5,168円という価格設定。完全にスマホのほうが、「高級品」となっていますね。
特にGoogleは、「ネクサス 6」が「クロームブック」の2倍以上の値段となっています。まさに価格の「逆転」といえましょう。
また最近では、「格安スマホ」という安いスマホもさまざまなメーカーより発売されています。「格安スマホ」については、以下の記事をご覧ください。
しかし、「格安スマホ」でも、3万円を切るものはなかなかありません。性能差がほとんどありないため、小型化や内蔵するセンサー、ディスプレイの分、高くなってしまうようです。
もしインターネットや動画・音楽程度に使うマシンが欲しいのであれば、スマホよりもパソコンを選んだほうが安く済んでしまいそうです。今あえてパソコンというのも、選択肢の一つとなりそうですね。
3万円切りPCの増加が示すインテルとマイクロソフトの危機感[via 週アスPLUS]