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意外と知られていない? 自分の年金受給額を簡単に調べる方法
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意外と知られていない? 自分の年金受給額を簡単に調べる方法

2015-02-07 20:00
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    自分が将来、一体どれくらい公的年金がもらえるのか? それを簡単に知る方法があります。それは年に1回、お誕生日月に送られてくる「ねんきん定期便」を見ることです。

    驚くことに、この「ねんきん定期便」を見たことがないという人が意外に多いのです。少なくとも自分が将来どれぐらい国から年金を受け取れるのか? について、1年に1回ぐらいはチェックしておくべきだろうと思います。

    思っているより金額が少ない?

    中には、しっかり見ている人もいます。ところがそういう方の中には「将来受け取る年金ってこんなに少ないのか!」と感じている方も多いと思います。

    特に50歳未満の方であれば、多かれ少なかれ、そう感じるに違いありません。しっかりと「ねんきん定期便」を見ていれば、そういう印象を持つのは当然です。でも、これにはからくりがあるのです。

    基本的に年金というものは、60歳まではずっと保険料を払い続けます。ところが人生では転職したり、一時的に無職になったりすることもあるので、加入する年金制度が一つではない場合もあります。

    50歳未満の人については、それまでに払い続けてきた保険料の金額のみを考慮し、その金額に基づいて将来の受取り額をはじき出しています。仮に30歳の人なら会社に入ってからの数年間分の払い込んだ保険料しか反映されていないのです。

    したがって、その数年間の保険料だけしか払っていないとすると将来受け取る年金の金額は非常に少なくなってしまいます。

    でも実際には60歳までは多くの人が働くわけですから、30歳で保険料の払込はおしまい! などということはありえません。

    これに対して50歳以上の人の場合は、年金保険料を払い込み終えるまでの期間が短くなってきているので、仮に、今現在加入している制度のままで60歳まで払い続けたとしたら幾らぐらいもらえるだろう? という見込額が記載されているのです。

    受取額が把握できる方法

    ただ、50歳未満の人でも見込額を知る方法はあります。それは「ねんきんネット」というサービスを使えばいいのです。

    これを使えば、将来の受取り見込額のシミュレーションを試算することができますので、おおよその受取り額がわかります。しかも、「ねんきん定期便」は1年に1度しか送られてきませんが、「ねんきんネット」はいつでも見ることができます。

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    自分が将来受け取れる年金のおおよその額を知らないで、「年金が不安だ」といってもしょうがありません。

    まずは、将来の受取り額の確認や試算をやってみてはどうでしょう。

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2015/02/nenkin150207.html
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