スキマ時間にスマホで学ぶ「今日からスマホでイングリッシュ!」、第2回で取り上げるのは『Duolingo』です。
『Duolingo(デュオリンゴ)』は、世界で6000万人の利用者がいる無料の語学学習サービス。日本からは英語を学ぶことができますが、欧米ではフランス語・ドイツ語・イタリア語などの学習も可能です。
教育プログラムはブラウザで受けられるほか、iOS/Androidのスマホアプリも提供されています。ゲーム感覚で学べるレッスンを体験してみました。
中学レベルの英語からステップアップ
『Duolingo』は、知識ゼロの状態から言語を学べる構成になっています。「複数形」「目的格」など、中学1年生レベルからのスタートです。
ステージごとにいくつかのレッスンがあります。1レッスンは20問からなり、不正解だとハートが1つ減ります。全てのハートが無くなると途中終了になってしまいます。まるでクイズゲームのようですね。
問題のバリエーションは写真の4択・和訳・英訳など様々。英訳の問題でも、選択式・自由筆記などいくつかの形式が用意されています。似たような問題を、違う形式で答えるので、反復練習の役割も担っています。
ヒアリングや発音の問題もあります。ヒアリングでは通常スピードと少し遅いスピードの二種類を用意。発音の問題は実際にスマホに向かって問題文を音読し、○×を判定されます。電車の中など音声の問題ができない環境では、オフにすることも可能です。
最初のほうの問題は「man」「boy」などとても簡単です。ショートカットで先に進めてしまいましょう。ステージをある程度進めると「テスト」があるのですが、ステージをクリアしなくても受験することができます。合格すればそれまでのステージをクリアしたことになるんです。
中学レベルの問題だし、楽勝楽勝......と思ったんですが、意外と苦戦。Theやaのつけ忘れ・スペルミスなど、細かいところで間違えてしまいます。ヒアリングもなかなか難しいですね......。
案外基礎ってできていないのかも......と思い知る結果になりました。ビジネス英語を勉強するのもいいですが、土台がちゃんとできているかチェックするために『Duolingo』を使うのもいいかもしれません。