これまでも何度も書いてきたように、アメリカの大統領選挙は、新しい大統領が決まるやいなや、次のラウンドが始まります。

もちろん候補者が名乗りを上げ始めるのは中間選挙が終わってからでしょうけれども、次の大統領選挙に向けて、指名選挙に関する新たなルール作りが始まります。

1972年には、民主党内でこのルール作りの責任者だったジョージ・マクガバンがそのルールを大いに活用して民主党の大統領候補としての指名を獲得したこともあるほど、実はルールは重要です。
共和党では現職のトランプ大統領の指名が確実視されていますが、民主党は大混戦です。
その民主党では、大きなルール変更が行われています。

一つはカリフォルニア州をはじめ、多くの州で予備選挙の日程が繰り上がり、スーパーチューズディのように複数の州で同時に予備選挙が行われるようになります。

特に資金力がものをいうカリフォルニア州の予備選挙が3月に繰り上がるの