バレンタインデーから半年が過ぎましたが、チョコレートの話題です。

チョコレートの原料は、カカオ豆ですが、これを分離するとカカオニブというものになります。

カカオニブを焙焼、摩砕したものがカカオマス、そのカカオマスを圧搾するとココアバターとココアケーキになり、ココアケーキを粉砕したものがココアパウダーです。

チョコレートと呼ばれるためには、このカカオ分の合計量、すなわち、ココアバターの量、そして「無脂肪カカオ固形分」とよばれるカカオニブ、カカオマス、ココアケーキ及びココアパウダーの量から水分を除いた合計量がそれぞれ一定以上含まれていなければなりません。

日本には、チョコレートとはどういうものかを定義する法令はないので、チョコレートを製造する業界が合意した「公正競争規約」というもので、なにをもってチョコレートというかを規定しています。

ところが、その日本ルールは食品表示の世界基準であるコーデッ