私が防衛大臣の時、自衛隊の弾薬が足りず、当時の麻生太郎財務大臣に弾薬を買う予算をくださいと急遽、お願いに行ったことがあります。
麻生財務大臣は、「たまに撃つ、弾がないのが玉に瑕」といって予算をつけてくれました。
しかし、弾を買う金があってもその買った弾を置くスペースがないという問題もありました。
自衛隊の弾薬庫には、古くて使えない弾薬がたくさんあって、それを処理しないと新しい弾を入れるスペースがありませんでした。
私は、古い弾を演習で撃ってしまえと言いましたが、撃つ兵器の方はとっくに廃棄されていて、一方、弾には火薬が入っているので、火薬を処理しないと廃棄できず、その処理費用がなくて古い弾がずっと保管されているような状況です。
今年の初め。来日中のあるヨーロッパの国防大臣と食事をしていると、先方から、自衛隊の古い弾薬を、費用はいらないから、ぜひ、我が国に処理させてほしいという要望がありました