昨年の12月19日付の環境省の調査資料がある。
それによると2020年までの再生可能エネルギーの導入量は、低位で風力発電984万kW、太陽光発電5,283万kWにのぼる。
12月16日の経産省の系統WGの数字は風力が480-564万kW、太陽光が2,369-2,386万kWなので、それと比較するとかなりのポテンシャルになる。
2020年までの導入見込量の高位は風力発電が1,323万kW、太陽光発電が6,298万kWにものぼる。
経産省は平成26年6月末までに認定された設備容量がすべて運転開始した場合の賦課金の見通しは2兆7018億円と推計しているが、この環境省の資料によれば2030年までの導入分を考慮してもこれより低くなるとしている。
2030年までの高位での導入分の影響は2兆2500億円。
また、再生可能エネルギーにより代替される化石燃料による資金流出防止効果は、導入が高位で進んだ場合、