民主党の衆議院制度改革素案が決定しました。私の佐賀県も小選挙区定数3が2に減る案です。

一票の格差の是正を求めた最高裁判決を考えると緊急避難措置としては一定の理解を示しますが、抜本改革とは言えない案ですし、過疎の進む地方の意見が置き去りにされる懸念もあります。

消費税増税を含む抜本改革に必要以上に前のめりとも見える野田内閣。マニュフェストに書いていない財政の歳入構造改革・消費税増税に踏み込むというのならば、最低でもなすべきことを為さなければ国民の理解は得られません。
(仮に消費税を増税しても財政が再建すると言う保障はありません。寧ろ現下の経済情勢では財政赤字は拡大します。)

小選挙区が5減だけでは、民主党の覚悟が問われます。
民主党佐賀県連でも会長としての基本的な考えを示し議論を提起しました。