僕が真剣な表情で彼の話を聞いていたからだろう。

 トイレから戻ったHIDEは僕をチラッと見てから、ギターテクニシャンと話しているPATAの隣に移動した。
 
僕はHIDEの飲んでいたグラスなどをHIDEの元へ運び、そっと耳打ちした。