このブロマガもそうだが、僕は「人生」という言葉をよく使う。
 
 僕は、小学生の頃から自分なりの、何か特別な人生を歩みたいと真剣に考えていた、少々変わった人間なので、常に人生というものに対して真剣に向き合っている。
 
 そのためについ「人生」という言葉を多用してしまうのだが、前回のブロマガで書いた通り、人生そのものを見つめるほど「長い時間」を意識して生きることは、とても大切なことだと思っている。
 
 そんな僕が、音楽人生が始まってから3年ほどでソニーミュージックに入り、そこで働いている時に出会ったXが「人生を音楽に懸けたメンバー」によるバンドで「若い人たちの人生に深く影響する」バンドであったことは、とても感慨深い。

 なぜならその時点で、僕にとって音楽人生というのが決してエンターテインメントとして軽やかにこなすものではなく、常に人生を懸けるほど全力で打ち込むものだということが決定的になったからだ。
 
 このブロマガで「人生」という言葉をたくさん使う理由はまさにそこなのだが・・・。
 


 
 1989年の11月は、YOSHIKIの人生にとって重要な意味を持つことになった。