マロンさん のコメント
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前回は「Xの速い曲」の場合、YOSHIKIの叩くドラムプレイが普通の「2倍の速さ」であることをお伝えした。 そしてまた、たとえドラム演奏のBPMがの2倍でも、Xの速い曲のBPMは2倍にはならないことも。 この二つが『Xの音楽性の圧倒的なオリジナリティ』のとても大きな理由であることを説明したいと思う。 僕が最初にこの事実に気づいたのは、1988年の2月頃にアルバム「Vanishing Vision」の完成間近の確認用ラフミックステープを聴いた時だった。 「Vanishing Love」を聴きながら、僕はTAIJIやHIDEの音楽的なセンスと共に、YOSHIKIの才能を強く感じていた。 なぜなら、その曲の至るところに僕の好きなベートーヴェンのような感性を感じたからだった。 たまたまそのテープをヘッドフォンで聴いていたのが地下鉄の車内だったので、僕はその時からちょうど3年前の同じ頃、バイト仲間だったヒロヤ(当時ANTHEMのギタリストだった福田洋也)から「ねえ、津田さあ、これ聴いて感想聞かせてよ」と渡されたテープを、地下鉄の車内で聴いた時のことを思い出した。
音楽プロデューサー/作曲家の 津田直士が、その経験から得た、「主人公という生きかた」をもとに、① 人生の悩みや迷いへの答えを分りやすく答える『その答えは』 ② 世間の話題や素晴らしい作品、アーティストプロデュースや音楽制作などあらゆるテーマで自由に綴る『本能が吠えるまま』 ③ 伝説のバンド X JAPANと共に過ごした記憶が瑞々しくリアルに綴られた著書「すべての始まり」に記されなかった舞台裏とプロデュースの原点を新たな視点で描く『夢と夕陽』 ④ 自分らしい人生を積極的に生きている人にインタビューをして、生きかたのヒントを見つける『ある人生 』といったブログを定期的に展開します。
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