「批判はいくらでも構わない。だけど、侮辱だけはしないでくれよな」
石原慎太郎氏(故人)と出会ったばかりの頃、インタビューの度にこう言われたものだった。

(そうか。がんがん批判していいんだ!)
未熟な筆者は、了承をもらったと勝手に解釈し、石原批判の文章を書き連ねたのだった。
「おい、上杉君。なんだあの記事は!誹謗中傷の類じゃないか。君はそういう文章を書くのか?」