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取材なき記事が紙面を飾る悪しき習慣
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取材なき記事が紙面を飾る悪しき習慣

2013-06-01 09:00
    先日、ヤフーニュースランキングで1位になっていた次のような記事が目についた。

    <栗原類、マスコミの“手抜き”報道を痛烈批判 「いいねー 楽して稼げる」>

    記事内容の是非を問うているのではない。問題は記者のあり方と取材方法だ。大手メディアの記者たちの劣化がここまで進んでいるのかと呆れてしまったのだ。

    「今の記者の人達って放送されたバラエティ番組を一時間見て記事に出来るなんていいねー」(栗原類のツイート)

    栗原さんの言う通りだろう。取材もしない記者を記者とし、その人物の書いた記事をニュースといえるのか? 同様の疑問は私が提起し続けてきたことでもある。

    この記事を書いた記者は自分の仕事を自己否定しているのではないか。これを記事というのならば、読者はニュースの当事者の発表しているブログやツイッターなどをみて、一次情報にアクセスすればいいのだから。完全に読者をバカにしているとしかいいようがない。

    これが取材だって言うのなら、誰にでもできる。そう、まさに今春、ダルビッシュ有がシーズン開幕前、同じくツイッターで「俺にでもできるぜ」とツイートしたことがあったことを想い出す。

     
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