2012年12月21日、niconicoで生放送された元ジャーナリスト上杉隆の「夜のズバッ!と総選挙回顧」。ブロマガ「上杉隆の東京脱力チャンネル」と連動する同番組は、キャスターに週刊誌「AERA」記者の三橋麻子さん、ゲストに政治学者で元朝日新聞政治部長・薬師寺克行さんと、政治ジャーナリストの藤本順一さんを迎え、2013年の政局を占うと共に、有料放送となる番組後半では、安倍政権の組閣人事に関する予測がなされました。

上杉は新たに発足した安倍政権に対し、

「2006年に自著『官邸崩壊』の中で、当時の安倍政権の混迷ぶりを分析した。安倍総裁は病気で退陣したと言われているが、実際にはお友達内閣と言われる中で、閣僚が次々不祥事を起こし、ガバナンスを構築できず党内に混乱を招いたこと。その結果、2007年の参院選で大敗したことが直接の原因だ。それを見失って再び同じ過ちを犯さないかどうか。その点に注目している」と主張しました。

一方で政治ジャーナリストの藤本氏は、安倍政権に関し

「できれば、長期安定政権が出来て欲しい。どれだけもつかは、来年7月の参議院選挙までに、震災復興や経済で目に見える成果を出せるかどうかによるだろう。景気対策には即効性がないから、短期間で成果が出るかは不透明だが、人々が実感できるレベルで成果がないと支持は失われてしまう」と、政権維持に関するハードルを挙げています。

「上杉隆の東京脱力チャンネル」に加入すると、有料放送に加え、メルマガなど全てを視聴することができます。
http://ch.nicovideo.jp/channel/uesugi