3・11直後から、私は、政府・東電・メディアによる放射能事故における情報隠蔽(意図的、無意識にかかわらず)は、必ずや国際社会からのしっぺ返しにつながるだろうと再三、予告してきた。
放射能汚染の隠蔽は、オーフス条約やロンドン条約など国際的な取り決めに反する。そのルールを破った国にはきっと世界からの冷たい視線が注がれることになるだろう、と警告してきたのだ。
そして、昨日、悲しい「予言」は的中した。
【米空母乗組員8人、東電提訴=誤情報で被ばく、120億円請求
米メディアなどによると、東日本大震災を受けて被災地沖合に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員8人が27日までに、東京電力が福島第1原発事故について誤った情報を伝え、危険なレベルまで被ばくさせたとして、同社を相手に損害賠償など計1億4000万ドル(約120億円)の支払いを求める訴えを、米サンディエゴの連邦地裁に起こ