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きょう(8月3日)、共産、社民、みんなの党など野党7党は、消費税増税法案の採決前に内閣不信任案を提出することで合意した。
8日の参議院での消費税法案採決が決まっており、その直前、中央公聴会の開かれる前日の7日にも不信任案は提出されるとみていい。
これまで不信任案提出に否定的だった「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が態度を変えたことで、一気に流れが変わり、参院採決前の提出が確定的となっ た。
「消費増税を阻止して廃案に追い込むという主張に賛同した」
先ほど午後の記者会見でこう語った小沢氏が狼煙を上げたことで、永田町は一気に緊迫した政局モードに突入している。
もとより小沢氏は、消費税増税法案の成立は致し方ないとみて、施行される2014年に向けて、「国民運動として消費税廃止を盛り上げていく」(山岡賢次代表代行)という長期戦略を採っていた。
具体的には、それまでに必ず実施される総選挙で、消費税廃止法案の提出を公約に掲げ、野田民主党政権と対決、一気に政権奪取を目指すという戦術だったのだ。
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