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みなさまに支えられ、T.M.R.20周年突入!ベストアルバムが発売され、全国ツアーもスタート!…というタイミングですが、今回のブロマガは前回に引き続き「ツアー後の食事」についての話題です。
「食べ物は美味しさに加えて、エピソードも味わいたい」という西川チャンですが、食そのものよりも、メンタルの部分に理由があるようです。


「この辺でいいか」は好きじゃない

――美味しさとエピソード…さらに、それだけじゃないと。

西川 そうですね。もう一つ大事なのは…「何か他にも美味しいモノあるかな!?」みたいな気持ち?

――探求心みたいなものでしょうか?   

西川 別に難しく考えることじゃないんだけど、そういうことかも。例えば、その土地その土地によって名産があるわけだから、そういう情報は簡単に手に入ると思う。でも、それを食べるだけじゃなく、お店選びの時点、さらにお店で料理を頼む時点でも、「もっともっと…」みたいな気持ちでいるというか。

――「まぁ、この辺でいいか~」みたいな気持ちじゃなく。

西川 うん。「この辺でいいか」とか、そういう感情が入るのは好きじゃないですね。「探すの面倒だし」みたいな…。

ツアーで全国を周る時は、その地域によってイベンターさんがLIVE後に食事する場所を用意していてくれるんですけど、そういう時の場所選びも重要ですね。やっぱり、毎回楽しみなわけですよ。「何が食べられるのかな?」って。全然知らないお店だとやっぱりワクワクするというか、期待と不安で楽しめるわけだけど、場所によっては「この地方でLIVEをやる時は、このお店。そしてこの料理」みたいなのが固定化していくこともあるわけ。

――まさに“定番”を押さえるというか。

西川 うん。もちろん、名店の定番が美味しいのは間違いないし、食べてガッカリするわけもないんだけど…経験としてはどうだろう?って思うんだよね。

――美味しいとわかっていて美味しいモノを食べる。美味しさの確認みたいなものですね。…まぁ、好物ってそういうものかもしれませんが(笑)

西川 なんていうんだろうな。…たった一回の食事とはいえ、その土地でその晩に食べることができるのは一生に一度なわけだから…やっぱり“新しい食事”として経験したいわけですよ。