西川 初めて会ったのは大阪城ホールだよね。毎日放送のイベントがあって。その時の僕の楽屋が…ケータリングスペースの憩いの場の正面とかで。だから出演者の人も僕のところを避けて通れないの。
MICRO はい、アニキもお昼ご飯を食べていて。
西川 そう。たしか僕の楽屋は1人部屋で、バンドメンバーは別の楽屋にいたんだけど、出演者も多いからかなり狭い場所で。そこにずっといるのもしんどいから、楽屋の外のスペースで食べたり飲んだりしてたんだよね。そしたらMICROがふらふらって近寄ってきて…「Yeah!Yeah!Yeah~!」みたいなノリでね!(笑)
全員 (大爆笑)
増田 テレビで観ていた人に、なかなか「Yeah!」っていけないですよ!(笑)
MICRO うん、俺も当時はあんまり空気読めなかったみたいで…(笑)今思い返すと、周りにいたスーツの人たちは「おいお前、いい加減にしろよ…」みたいな空気出してましたけどね(笑)
増田 でも、西川さんはそれが逆によかったんですかね?
西川 そうそう。たしかあの日は…俺がイベントのトリとかだったんだけど、「立ち位置が難しいな~」って思ってて。キャリア的にも年齢的にも、あの頃がちょうど微妙でね。僕もデビューして10年とかもうちょっと…って頃だったんだけど、上の世代の先輩はまだまだシーンで活躍していて。
後輩の世代もいるんだけど、まだこなれている感じじゃなくて、「最近、デビューしました!」みたいな感じだっただから、僕に対して「どう接したらいいものか!?」っていうのが分かんないの。僕自身もどうすればいいのか分かんないから、とりあえず「うぃ~っす…」みたいな。そういう感じで過ごしてたんだけど…そこでコイツが…ケンタッキーだから(笑)
全員 (大爆笑)
西川 これがU-ICHIとKUROだけだったら、そうはならなかったんだけど…ケンタッキーがいるから(笑)俺のところにもガンガンくるのよ。それで、初対面だけどいろいろ話してたら…いい感じだったの。そこからはすぐ普通に話すように。
MICRO いや~嬉しかったったスね~。なんだったら、その時話しかけたことがキッカケで「LOST REASON」にフィーチャリング参加させてもらえたし、そのあとのツアーにも参加させてもらえたので。
西川 あと、「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングでも、僕からHOME MADE 家族に繋いだりもしてね(笑)
MICRO そう!
西川 だから「Yeah!Yeah!Yeah!」が良かったな~って(笑)