ユーザーの悩みから股間の痒みまで、何でも解決しちゃう男前な西川ちゃん。
今回はいつものシモの悩みから一転、”ボーカリスト・西川貴教”がバンドで悩む男子にみずからの経験を交えながら真剣にアドバイスを送ってくれています。今回はその前編です!!
【鹿児島県 メッシュボーイ】
西川さんに相談したいことがあります。僕は大学の同級生とバンドを組んでいるんですが、スタジオに入っても音楽的発言は自分だけで、他のメンバーはバンドをこうしたいなどの発言は一切なく、自分だけ浮いてしまっているんです。今のところバンドの空気を壊さないように本音を言わずにいますが、欲求不満が爆発するのは時間の問題です。このメンバーとバンドを大きくしたいし成長できればと思っていますが、今の状態では到底無理です。この温度差を埋めるにはどうすればいいでしょう?バンド存続のコツなどを教えてください。ちなみに自分のパートは西川さんと同じボーカルです。
西川 これは僕自身も経験があることですね。
――気持ちが痛いほどわかる?
西川 特にボーカルはバンドのフロントマンで、尚且つお客さんとのインターフェイスを担うので、バンドを大きくしたいっていう意識は高いと思うしこういう悩みを抱えがちですよね。僕もそういうタイプの人間で同じような悩みを抱えていたこともあるし、何なら今でも抱えることも多いですから。
――メールによれば本音を言わずにいるとのことですが、ご自身は過去のバンドで本音は言っていた?
西川 僕の場合は、それを言って最終的に崩壊したんですけど(笑) ただやっぱり、言い方とかアプローチの仕方はあるなと。今の僕だったらそういう風にならなかったなと思うこともあるし、自分の経験のなさとか伝え方がわからない、当然自分の中でいっぱいっぱいになっているから尚更なんだけど、とりあえず相手の感情はおいといて「これはおかしいだろ」っていうのを伝えたり。