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今回はいよいよ相談メールをご紹介。このコーナー史上で初めて、複数の相談を総合して…「音楽を始めるには劇的な背景が必要か否か!?」というテーマに対してお答えいただいています!
バンドは一緒に成長していくのが一番美しい
――前回に引き続き、バンドのお話をお聞きしていきますが…例えばこんなメールも届いていました。
群馬県のスタンドバイさん「バンドをやりたいと思ってメンバーを探しているんですが、一番仲の良い友達はあまりバンドに興味がありません。説得して一緒に組んでもらうべきでしょうか?」。
東京都のhiroriさん「すごく大きなキッカケがあったわけでもなく、ただ普通に音楽が好きで、自分もバンドをやりたいと思っているんですが…それではちょっと動機として弱いでしょうか?」
宮城県のはるこさん「将来音楽の道で成功するには、やっぱり音楽的教養って必要でしょうか?!”両親ともミュージシャンで小さいころから音楽が身近にあった…”みたいな方が多く成功している気がしますが、私の家は音楽を好んで聴く人が誰もいなくて、とても出遅れたのではないかと心配です。」
…などなど、今回は初めての試みとして、いくつかの相談を総合してお答えいただければと…。
西川 なるほど…これはまぁでもね、やっぱり人それぞれ違うと思うので、これだ!っていう答えはないですけど…。
例えば、前も話したけど、僕自身が「絶対に歌で成功したい!これで食べていきたい!」っていう動機で歌い始めたわけじゃないですから。友達がバンドを始めたのを近くで見てて…しかもそんなに興味はなかった状態で、「ちょっと手伝って」みたいな感じで言われたから歌いだしたっていう。
――音楽一家で英才教育とかそういうものも…
西川 全然違いますね。例えばBUCK-TICKのみなさんもそうですけど、地元の仲間が自然に集まってバンドを始めて、その時その時の試行錯誤がありつつ一緒に成長していく…しかも不動のメンバーで活動を続けていく…これが一番素晴らしいし、美しいと思う。
――応援するファンの立場としても、嬉しいですよね。
西川 うん。俺も最初にデビューしたバンドは地元というか、関西で結成したバンドですけど、やっぱり長くは続かなかったし、劇的な出会いがあったとかではないしな~。
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