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【相談文】

 口喧嘩が弱い事が悩みです。
 口喧嘩とまでいかないまでも、ちょっとでも強く言われると「相手の意見もあるよな…」と自分の中で無理矢理に納得し、自分の意見を押し殺してしまいます。
 
 腹が立つことがあっても、自分が何故怒っているのか言うところまでは言えるのですが、結局反論できず丸め込まれてしまいます。
 感情に任せて意見を言えば、頭が真っ白になって言葉が出ないし、感情をいったん沈めて、言葉を選んで伝えても、「その時に言ってよ。」と言われてしまったり、上手くいきません。
 
 口喧嘩に弱いというのは、今までの人生で、学校でも職場でもどこでもそうだったので、特定の喧嘩相手がいるというわけではありません。
 
 どうすれば、キレのある口喧嘩ができますか?
 どうすれば丸め込まれず反論ができるようになりますか?


 
【うしじまの回答】
(今回はゲストの岡本タブー郎さんを交えての回答となります)


うしじま:
 実は私、事前に結構、回答を考えてきちゃったんですよ。
 なので、今日は先にタブー郎さんの方に聞いていくスタイルで行きたいと思います。
 お願いします。

 口喧嘩、得意ですか?


岡本:
 いやぁ、これね。
 この人の気持ち、だから、わかりますよ。
 とにかく難しいですよね。


うしじま:
 でも、タブー郎さんはツイッターの切り返しとか最悪ですごい良いじゃないですか。


岡本:
 ツイッターの切り返しは、あれ、返す前に考えてるんですよ。


うしじま:
 本当ですか?
 その割りには早くないですか?


岡本:
 いや、そんなことないですよ。
 なんか喧嘩売ってきたヤツの過去ツイートを読んだりしてですね


うしじま:
 そりゃそうですよ。
 だって、その方がより相手にとって痛いことを言えるじゃないですか。

 そういうことですよね?


岡本:
 そうです、そうです。
 もうそいつが上京してきた時までをずーっとさかのぼってですね。

 「あ、こいつ、お父さんと喧嘩して東京に出てきたんだ」みたいな。
 そういうのを、こう、いちいち探しながらやってるので。


うしじま:
 「バイトがつらい」とか言ってると、爆笑しちゃいますよね(笑)


岡本:
 そうそうそう(笑)


うしじま:
 「マジ? すげえウケる! コイツはバイトがつらくて、そして赤の他人に喧嘩売ってるんだ(笑)」とか思って。


岡本:
 そうなんですよね。


うしじま:
 ああ、なるほど、なるほど。
 じゃあ、タブー郎さんは、すぐには反応しないで
 相手の背景とかを見て、「これはツッコミ所があるな」と、いう所を突いていくスタイルってことですか?


岡本:
 まあ、でも、昼間とか太陽が照ってる時に文句を言われると、「おーし、コイツ何者だ?」って
 ずっとさかのぼって見るんですけど
 夜に喧嘩売られると、こう、酒飲んでるんで、もう反射的にやっちゃう時がありますよね。

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※イラスト:温井裕子

・・・

うしじま:
 でも、たぶんこの人は“反射”っていうのが、どうも出来ないみたいなんですよ。
 「反射的に言い返せるようになったな」って感じるのって、いつ頃からですか?


岡本:
 そうですねえ。
 これは、「どうすれば反論できるようになりますか?」っていうのが、この相談者の方が聞いてることだと思うんですけど。
 その、”すごい鮮やかな反論”って、なかなか出来ないじゃないですか。

 だからもう、僕なんかがやってるのはめんどくさいヤツになるっていうことですよね。
 時間を捨てるというか。

 例えば白バイに捕まるとするじゃないですか。
 そうしたら、みんな反論するじゃないですか。
 「いや、ちゃんと止まりました」とか、そういう。
 次に用がある時も、その用事を全部捨てて。

 それと同じで、とりあえず時間を犠牲にして、めんどくさいヤツに成り下がるっていう。


うしじま:
 ああ、メッチャ粘着するんですね。


岡本:
 その方がいいじゃない。


うしじま:
 「職質を断固として拒否し続けて、5時間押し問答する」みたいな、そういう感じですね?


岡本:
 そうです、そうです。
 職質やられた時は全部ゴネました。


うしじま:
 そう。
 あれね、「もう、いいや」と思ってゴネると、結構、折れてくれるんですよね。
 タクシーとかも、そうなんですけど。

・・・

温井:
 どうやってゴネるんですか?