人によってはあまり興味無い話かもしれませんが、皆さんにはお伝えしなくてはいけないと思ったので報告させていただきます。


デグーという動物の「こむぎ」という名のペットと一緒に暮らしていたのですが、1ヶ月半ほど前に息を引き取りました。
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年齢は4歳と9ヶ月程でした。
デグーの寿命は個体差ありますが飼育下では6~8歳前後と言われており、5歳くらいから衰えが始まると言われてるので人間に当てはめると中年くらいでしょうか。亡くなってもおかしくない年齢ではありますがまだ少し若くして眠りについてしまいました。

ある日の夜に突然元気が無くなり、翌日の朝一番で病院に駆け込もうと思っていたのですが(犬や猫と違ってこういった小動物を対象に24時間受付けている病院はほとんど無いので)、朝まで持たずに息を引き取りました。昼までは食欲もあり普段通りの様子に見えたので突然の事でした。

受診もできず急死してしまったので直接の原因はわかりませんでしたが、幼い頃から小柄で家に来てからすぐ真菌症(カビの一種)にかかっている事がわかったり、大人になってからも平均的なデグーよりはかなり小柄だったので生まれつき体の弱い子だったのかもしれません。

ですが様子の変化に早い段階で気付いていれば病院の受診時間に間に合ったかもしれないのに、ともやはり思います。
野生下では敵の多い小動物ほど不調を悟られないようにするとは言いますが、不調がはっきり表に出るまで全く気付かず彼には本当に申し訳ない。

ペットと暮らしている以上、こうなった時の事を考えた事は当然ありますが「家族とは言っても人間とは違うんだし泣いたりはしないだろうな」なんて正直思っていました。
しかしいざこうなると恥ずかしいのですが大泣きでした。こんなに泣いた事あったっけというくらい泣きました。
子供の頃に姉がハムスターを飼っていた事はありますが当時は私の方はあまりペットに関心がなく、自分の意志で初めて一緒に暮らしたペットがこむぎだったのでこんなに悲しいものかと衝撃を受けています。
天国とか全く信じてないし「向こうで幸せにやってるよ」みたいな表現に今まで賛同した事は無かったのですが、今はそうであって欲しいなと思います。
小柄で臆病でしたが人にはべったりで一度も人に噛みついた事の無い穏やかな奴でした。
こむぎを通してデグーという生き物そのものにも惚れてしまったのでまたそのうちデグーと暮らせたらいいなと思います。

現在この記事は彼が亡くなった翌日に書いており、皆さんにはすぐにでも報告したいと思っているのですが、そうすると動画でも生放送でもやたらと心配されてしまって湿っぽい感じになってしまい楽しめなくなるような気がしたので、しばらく経ってから公開するつもりで書いています。

今は走り回る彼をもう見る事ができないという事実で頭がいっぱいですが、記事を公開する頃にはしっかり気持ちの整理ができているはずなので心配はしないでいただけると嬉しいです。


5年近くの間、一緒にこむぎを愛していただいて本当にありがとうございました。


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