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Vijuttoke19年12月号「Ant1nett」インタビュー
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Vijuttoke19年12月号「Ant1nett」インタビュー

2019-12-24 19:00
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    Vocal and Keyboard : Masanori Yabuki

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    Guitar : Misaki Sakura

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    Bass and Drums : Mokko Lee



    Ant1nett HP



    ストリーミングとダウンロード版
    19年9月4日先行発売
    CD盤
    19年12月11日発売

    タイトル:Ant1nett 2015-2019 La Seine

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    ・規格(商品)番号 : OSE-1519
    ・フォーマット(CDアルバム) 
    発売元: Oversight / 販売(株)ディスクユニオン



    2011-2017 Stay with me に続く2枚目のベストアルバム「Ant1nett 2015-2019 La Seine」の発売が決定!
    すでに王者の風格さえ漂わせるAnt1nett。No.1 シングル Last Friend はもちろん、かつて若きカリスマと謳われた賛美歌の代表曲もボーナストラックに収録。
    今回はVo.yabuki氏に少しラフな感じでインタビューを敢行!


    ■この間は、yabukiさん行きつけのルーマニアレストランにて、ご馳走になり、ありがとうございました。ルーマニアレストランって初めてでしたが、正直ワインと料理と最高でした!他にも名古屋で行きつけのお店はあるんですか?

    Y:やっぱり先日行った高岳にあるルーマニアレストランの「パラディ (Paradis)」は良いですね。あとは、やっぱり「世界の山ちゃん」ですね!何故かわからないですが、あの塩と胡椒感が癖になりますね!

    ■今回yabukiさんが名古屋に来られた理由は?

    Y:実は某名古屋のアイドルグループと関わった事があったので頻繁に名古屋に来てたりしたのですが、実は今回、名古屋に来た理由は(名古屋発着の)長野県の「自然湖ネイチャーカヌーツアー」への参加が目的でした。この湖は彗星が衝突しで出来た湖なんですが、飛騨もモチーフとなった「君の名は」って映画があったじゃないですか。この山を越えると実は飛騨で、その聖地巡礼も1つの目的でもあって来ました。

    ■Ant1nett 2011-2017 Stay with me に続く、待望の2枚目のベストアルバム Ant1nett 2015-2019 La Seineのリリースが決定しました。率直にyabukiさんの感想を教えて下さい。

    Y:賛美歌から約20年とは言っても実質10年ちょっとですが、トップを走り続け、灰になるまで燃え尽きたいと言う気持ちに一区切り付けるためのアルバムです。ベストアルバムとは言え、新曲も多く含まれていて「等身大のAnt1nettの姿が見える」そんな作品になりました。これからどんな形にしろ、音楽を続けるとして、今後は自然体でやって行きたい気持ちもあって、今回の作品を出す事にしました。燃え尽きる前の一瞬の輝きと言うか、一旦、白紙に戻すって意味もあります。

    ■No.1 シングル Last Friendも収録されてますね!Last FriendはすでにYou Tubeにおいて、50万を超える再生数に達しています。こちらのMVのコンセプトとしては、どんな感じなんでしょうか?

    Y:ロケ地の設定も含め、監督の「オアシス水野」のビジョンに従ったまでの事です。好きな人は勿論ですが、嫌いな人も最後まで見ちゃったと言うぐらいの賛否両論になるようなものを作りたいと言う熱い想いを、チームAnt1nettとして共有して出来たとは思います。

    ■New Album "No Smoking Hotel" に収録されている Christinaと言う曲のMVは名古屋で撮影したんですね!名古屋ならではの撮影秘話なんかあれば教えて下さい。

    Y:先程も軽く触れた某名古屋のアイドルグループに関わるミッションが一段落したので、気まぐれに名古屋港から北海道へ船旅に出る前に立ち寄った先程のルーマニアレストラン「パラディ」のチカコさんの全面協力と、監督の「オアシス水野」のプランで出来たものですね。撮影は全て「パラディ」さんで行いました。

    ■Facebook pageでは世界中から30万人を超えるフォロワーを獲得したりと、とにかくネット上での爆発的数字にVijuttokeも驚いております。これに関しまして、曲が評価されている事は勿論ですが、何か仕掛けた事はあったんですか?

    Y:SNSとかの前に、Ant1nettの活動初期に、ドサまわりみたいなツアーを主にヨーロッパ(アメリカも含む)でやりまして、その後はイギリス、スペイン、日本、ロシアなど4カ国以上でのSNS展開により、伝わる情報の絶対数が増える、情報が届く範囲が広がると思ってやったのがきっかけですね。ただ、それを地道に7年近くやって来ただけですよ。YouTubeに関しましては、曲を無料で出すって事に正直ずっと敬遠していたのですが、アンチの人達に向けて賛否両論の意見が聞ければ良いなぐらいに思って始めました。YouTubeで気軽に見れるけど、こう言う音楽やってるからFacebookなどで、こんだけ支持されてるんだよって、伝わればと思って。ただ、思ったより伝わりすぎて、どこが良いのか、わからないんだけど、何故か癖になる「世界の山ちゃん」みたいな 賛否両論になっちゃいましたが。

    ■今回、以前yabukiさんが活動していた賛美歌さんの代表曲もボーナストラックに収録されてるんですね!少し賛美歌さんの事、そしてこの曲についてyabukiさんの思いを教えて下さい。

    Y:実はあまり良い想い出ではなくて、当時は若すぎて他人のアドバイスに耳を貸さず孤立反発して、今思えばあの時、切り捨てた元メンバーや目の敵にしていた大人や先輩たちとも、もっと上手く接していればとか、後悔していますね。実はメジャーデビューした瞬間から辞めたくてしょうがなかった。ただ、そこから世界へ続く道が始まったわけで、それも含めて、等身大の今の自分があるんだなって思えます。

    ■最近のビジュアル系と言われるこのシーンをyabukiさんから見て、どんな感じに感じますでしょうか?

    Y:レベルが高いとは思うのですが、個性が足りないし、代わりはいくらでもいるって少し思ってしまいます。確かに出身ジャンルですが、特にそこだけに興味がある訳ではないです。ただ、レベルは本当に高いですよ!

    ■海外に住んでいるyabukiさん、日本と海外の違いって?

    Y:海外と言っても今は主にロシアに住んでいるのですが、日本の歩きスマホにはびっくりします。海外だと盗まれちゃいます。ただ、別の国からすると日本は安全って事ですね!あと、日本は規制ばかりで窮屈ですが、海外は自由な反面、自分の身は自分で守らなければ、、、緊張感はいまだにあります。

    ■Ant1nettさんの他のメンバーさんはどんな人なんですか?

    Y:Ba.のMokko Leeですが、実は海外展開は、韓国から始まったんです。韓国人にリーさんって人多いじゃないですか。モッコリーって実は韓国ではネックレスって意味で、V系として考えた時にその名前が良いんじゃないかって。しかしながら、音楽に対して非常に真面目な人間で、純日本人です。
    Gt.のMisaki Sakuraはビジュアル担当ですね。Misakiさんがいる事で、ビジュアル系と言うジャンルの枠でも活動出来てるって所もあります。

    ■最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

    Y:今回は表紙の枠を頂き、読者にも編集部にも、そして傷付けてしまった人たちにも感謝しています。ありふれた言葉ですが、今まで余り言った事ない一言で締めたいと思っています。「ありがとう」



    Ant1nett, Band leader Bass : Mokko Lee による楽曲解説

    La Seine
    Romantic Dance number. Their history of Europe was started from France.
    ポップなメロディの中にも多少凝ったアレンジが散りばめられており、Ant1nettらしいナンバーになっています。曲タイトルのラセーヌ川の情景を浮かべながら聴くとより一層、曲の世界観に浸れると思います。

    Sister Christian
    Masanori Yabuki's 1st solo album, title tune.
    流麗なメロディラインとクラシカルなストリングスが相まって、世界観たっぷりの極上バラードに仕上がっています。歌詞に注目しながら聴くことでより一層、曲の世界観に浸れると思います。

    Olive
    The love song of Ant1nett's style.
    春から夏にかけての爽やかで少しほろ苦い歌詞が印象的なミディアムポップナンバーですね。そんな中でも、やはりシンセやガットギター、コーラス等の入れ方に関してはAnt1nettの独自性が伺えると思いますし、個性的な一曲だと思います。

    Summer Party
    You can get a special MV of the song on Video Kick.
    真夏の恋がテーマの爽やかな青春を描いた楽曲ですね。サウンドアプローチ的にはストレートで、このバンドをよく知る人達にとっては凄く意外に聴こえたかも知れません。しかし「楽曲ありき」という点では正解だと思いますし、バンドの多面性を示せたのではないかと感じています。

    Sleep My Dear
    Masanori's friend Yoshinori who dying when he was around 30 years old. This song is requiem for him.
    亡き友との思い出を振り返りつつ、現在の心情や葛藤が上手く描写されており個人的に好きな一曲です。Ant1nettとして、こういう楽曲を違和感なく発表出来ることがとても嬉しく思います。

    The Rainy Day of September
    The rainy day of September, I was losing you.
    9月の雨と過去の失恋を後悔する様子が上手く描写されています。この曲はFacebookページにてMusic videoも発表されていますので、そちらも閲覧されることをお勧めします。

    Christina
    You Tube, more over than 300,000 view.
    イントロからのピアノのフレーズとボーカルが象徴的ですぐに曲の独特な世界観に誘導してくれます。ドラムのアフタービートやエンディングに向けてジャズフィーリング等もこだわった点です。

    Christina YouTube

    1945
    Think Different. The song theme is world war 2nd.
    曲の冒頭から変拍子をふんだんに使い、独特の世界観に引きずりこんでくれます。世界観のあるアップテンポナンバーとしては結構、珍しいのではないのでしょうか。エンディングに向けての転調がより一層、曲をドラマチックにさせてくれます。

    La Saison
    Flash back, boys in the summer.
    音楽的な実験を試みていた頃に制作された楽曲です。単調なギターリフにオブリガードやシンセ、曲の進行をナビゲートする上で重要なベースラインが合わさり個性的なサウンドに仕上がっています。そして何より表現力豊かなボーカルが印象的でこの曲の一番の聴きどころとなっています。

    Milano
    Genius. This song takes you to Milan even if you don't use to visit there yet.
    La Saison 同様、実験的な要素が強くボサノバ的なリズムと哀愁感漂うボーカルが印象的な楽曲です。ミラノという地に行った事がない方でも行った気になれる、そんな曲だと思います。

    Last Friend
    No.1 single. This song bring world famous for Ant1nett.
    90年代のJロックサウンドの要素を継承しながらも、あまり前例のない Ant1nett 独自のサウンドに仕上がっていると思います。日本語の歌詞と英詞を上手く融合させており、世界に向けた楽曲と言えるでしょう。

    Last Friend YouTube

    Final
    English cover for Jrock legend, Laputa with respect.
    Jロックシーンのレジェンドである Kouichi氏率いる Laputa のカバー曲です。原曲の完成度が高くリスペクトの意を込めて、あえて Ant1nett らしいアレンジにさせてもらいました。

    Sex for you
    This recording was perfect. But we must more practice at the song for concert.
    表現力豊かなボーカルが印象的な極上バラードと言える曲だと思います。過去のライブでは何度か披露した事がありますがバラード特有の難しさがあり、個人的にまだ課題のある曲です。

    Yes No
    Bonus track by Sanbika.
    小田和正氏率いるオフコースのカバー曲です。青春時代の淡い恋がテーマの爽やかなナンバーです。
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