台詞作成の続き書きます!

今回は台本編です。

※実際の台本画像
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役者の方に台詞を読んで頂く際には、Excelなどのデータではなく、
きちんとWordで縦書きする必要があります。

…僕は最初知りませんでした。


あとは縦書にするだけじゃん?
お前は何を言っているんだ?

…と思われるかもしれません。

ところが、台本に台詞を入れていると異変が起きます。

この縦書で書いている時は大体声に出して読みながら、書いているのですが、微妙にニュアンスが違ったり台詞の言い回しが変だったりと色々と気がついてしまいます。

そして、ここからもう一度台詞の手術が始まります…




 

A「この台詞のここ変だね」

B「……おう……直そうか?」

B「んーー、でも男だったらコレくらい言えるでしょ」

A「そう? んんん、まぁそうかな」

 


A「さっきも頭撫でてたよ?」

B「……そうだね。うん、撫でて…るね」

A「…撫でられるのって、そんなに好きなのかね?」

B「場合によるんじゃない? 頭撫でておけばいいんだろってのは男の勘違いだよね」

A「あー確かに。何でも頭撫でればいいってわけじゃないよね」

AB「ただしイケメ(ry」

B「続きやろうか」

…………

といったやり取りしたりしなかったりして、台本が作られます。

ここまで来ると8〜9割完成ですね。

この間に台本の読み合わせと、役者さんへのマイク位置の指定を記載する作業もあるのですが、それはまた次回に書きます。

ちなみにダミーヘッドマイクでの収録は、マイクの位置を指定するのがとても大変なんです……。