おはようございます、PLANETS編集部です。
夏至も過ぎ、いよいよ夏本番のような季節が近づいてきました。
今週から国内一部地域での緊急事態宣言も解除され、少しずつではありますが夏に向けてリアルイベントも開催していこうと計画しているので、これからもPLANETSをよろしくお願いします!
今朝は今週のDaily PLANETSで配信した4記事のハイライトと、これから配信予定の動画コンテンツの配信の概要をご紹介します。
今週のハイライト
6/21(月)【連載】(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革〈リニューアル配信〉
第6回 働き方改革が進まないワケ
(ほぼ)毎週月曜日は、大手文具メーカー・コクヨに勤めながら「働き方改革アドバイザー」として活躍する坂本崇博さんの好評連載「(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革」を大幅に加筆再構成してリニューアル配信しています。
2010年代後半からコロナ禍にかけて、上からのスローガンで進められてきた働き方改革ブームは、一人ひとりの人生を充実させる「私の働き方改革」の成果には、必ずしも結びつきませんでした。そうした改革の機運を有名無実化させてしまう日本の土壌とは何なのか、それを組織として変えていくためには何が必要なのか、改めて考えていきます。
6/22(火)【連載】アニメを愛するためのいくつかの方法
第21回「モダニズム」はこうして崩壊した -『もののけ姫』|山本寛
アニメーション監督の山本寛さんによる、アニメの深奥にある「意志」を浮き彫りにする連載の第21回。
今回は、宮崎駿監督の転回作となった『もののけ姫』を再考します。『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』と同じ1997年に公開された本作は、どんなかたちで日本アニメの「モダニズム」の限界を垣間見せたのでしょうか?
6/23(水)【連載】文化系のための野球入門
第9回「高校野球は『教育の一環』であり続けるべきか|中野慧
ライター・編集者の中野慧さんによる連載『文化系のための野球入門』の第9回「高校野球は『教育の一環』であり続けるべきか」をお届けしました。
高校野球を「教育の一環」として捉えるのは、果たしてどの程度妥当なものなのでしょうか。トーナメントで争われる公式試合や部活動という構造に潜む課題、そのオルタナティブについて考察します。
6/24(木)【連載】読書のつづき
[二〇二一年一月]麒麟がくる|大見崇晴
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。
依然コロナ禍の収まる見通しが立たないまま明けた二〇二一年一月。年明け早々、SNSで拡散される「紅白歌合戦」をめぐる誤情報への脊髄反射的な反応や、政治家たちの衆院解散に向けたきな臭い政略ばかりが目に付くなか、挫折の結末が約束されている歴史の敗者に新たな光を当てた『麒麟がくる』における「麒麟」とは何だったのかを、不条理劇の傑作『ゴドーを待ちながら』と対比させながら論じます。
これからの動画配信予定
6/29(火)19:30~ PLANETS School
理論篇 #06 雑誌の目次を組むときに編集長は何を考えていたか
2020年1月より実施してきた評論家・PLANETS編集長の宇野常寛がこれまで身につけてきた〈発信する〉ことについてのノウハウを共有する限定講座「PLANETS School」。
理論篇 第6回のテーマは「雑誌」。文章を豊かにするために必要な「雑誌的発想」とは?
評論家・PLANETS編集長の宇野常寛が徹底解説します!
また、同日開催する「PLANETS School 添削篇」と合わせて受講すると、実践を通してスキルも身につけることができます。こちらも合わせて、ご参加ください。
6月の添削講座では、ご自身が好きなモノや作品などを紹介するための文章の執筆をお願いします。物や作品に限らず、場所でも構いません。あなたの好きなモノへの愛を存分に語ってください!
今回も提出いただいたすべての方に、宇野及びPLANETSにかかわるプロフェッショナルが添削を実施する予定です。
PLANETS schoolの詳細はこちらから
6月30日(水)20時〜 批評座談会
〈ワンダーエッグ・プライオリティ〉
PLANETSチャンネルは、皆様のおかげで、今年10周年を迎えました!
これを記念して、毎月話題作を取り上げ、感想を語り合う座談会を放送します。
今回は、野島伸司さんが原案・脚本を担当したアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」を取り上げます。
6月29日(火)深夜に最終話がOAされた直後、
6月30日(水)に、ゲストの皆さんと、この作品の感想戦を行います。
生放送のご視聴はこちらから
それでは、よい週末をお過ごしください!