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哲学の先生と人生の話をしよう:悲観的な夫に腹が立ってしまいます
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哲学の先生と人生の話をしよう:悲観的な夫に腹が立ってしまいます

2013-04-22 19:55

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    「悲観的な夫に腹が立ってしまいます」
    相談者:くるみさん(三重県在住・53歳女性・教育関係)

    Q.
    名古屋アウトプット勉強会の『暇と退屈の倫理学』の読書会で
    先生にお会いして以来のファンです。

    先月初めに夫が2度目の脳梗塞になりました。
    職場復帰もしましたが、思うように仕事ができず、
    他の人が残業ばかりしていて疲れている、
    自分を見る目が冷たいと、気にしています。
    今日は配置換えを頼んでくると言って出社しました。
    「無理」「できない」が口癖のようになっています。

    リハビリを続けていたら、今より良くなるからと
    いくら言っても悲観的なことばかり考えます。
    私自身はプラス志向なので、
    否定的な態度を見ると腹が立って腹が立って…
    どういう風に接していけばいいのか悩んでいます。
    彼の考え方を変えるように働きかけたほうがいいのでしょうか。
    私自身の受け止め方を変えたほうがいいのでしょうか。

    A.
    ご相談をお寄せいただきありがとうございます。
    まずは大変常識的なアドヴァイスになってしまうと思うのですが、二度の脳梗塞でご主人は精神的に相当まいっているように想像できます。「無理」「できない」が口癖になるというのは仕方のないことです。ご主人の気持ちになって理解を示すことが大切ではないかと思います。
    何か大きな怪我をしたり大きな病気にかかったりすると、そのことを考えるために多大なエネルギーを使わねばなりません。人間の精神エネルギーには一定の量があり、どこかが大量にエネルギーを消費すると、他の部分には多くのエネルギーを使うことはできなくなります。
    精神の様々な部分にエネルギーを使える状態にある人は、たとえ目の前の状況が絶望的で、悲観せざるを得ないように思われても、その状況から抜け出すための可能性を探すことにエネルギーを使えます。したがって、悲観的にはならないでしょう。
    しかし、新しい可能性を探し当てるためのエネルギーが精神の中に残っていなければ、そのようなことはできません。これはやる気の問題ではない。「やる気」そのものが、精神の中の限られたエネルギー資源に依存しているからです。 
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