最近、寒の戻りでわりと薄着では辛い日があります。
この時期の寒の戻りを、「花冷え」ともいいます。
言葉の意味を知っていても、由来は知りません。
こうなると言葉の由来が気になってしまうので、
今回は「花冷え」について少し調べてみました。
肝心の由来については、出てきませんでした。
季語としても使われる言葉ですので、もしかすると俳人が作られたのでしょうかね。
調べておりますと、日本酒の冷やにも「花冷え」と言うものがあるみたいです。
日本酒には、「冷や」と「燗」がありますが、この2つも温度によって呼び名がついているそうです。
冷やの場合
0度 → みぞれ
5度 → 雪冷え
10度 → 花冷え
15度 → 涼冷え
燗の場合
30度 → 日向燗
35度 → 人肌燗
40度 → ぬる燗
45度 → 上燗
50度 → 熱燗
60度 → 飛び切り燗
となっているそうですよ。
熱燗は言葉としては知っておりましたが、温度まで決まっているとは知りませんでしたね。
このように、言葉の意味を調べると別の発見を出来るのは、非常に楽しいですね。
皆様も、たまーに気になった言葉がある時に、調べてみて如何でしょう。
受け身で情報を得るよりも、能動的に動いて得た知識のほうが、
私の体感では身につきやすいです。
人それぞれですから一概には言えませんが...
少年老いやすく学なりがたしとも言いますし、興味の持ったことはどんどん学んでいきましょう。
おっさんになったら、学んでも頭から抜けていくけどな!!毛の話じゃ無いぞ
さて、このへんで話を変えさせていただきましょう。
今回は、懐かしの「悲しみの練習マルチ」について書いていきます。
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コメント
コメントを書くかこつです。
最近は少し冷えますね。天気も雨が多いので桜が散ってしまわないか不安です。熱燗って50℃もあったんですね…初めて知りました。なんて言ってたら熱燗飲みたくなってきた…。人に聞くより自分で調べて意味やそうなった理由を知った方が覚えやすいですから、自分から調べるのは大事だとよく職場で言われてました…。練習マルチ丁度見返してたので嬉しいです。
かこつです。
お酒の花冷えは知ってましたが、気温でも言うんですね。日本伝統の天候名や色名などはどこか独特の美みたいな表現で好きです。
悲しみマルチ、最近観ました!トントンさんは(比較的)聞かれれば相手がわかるように教えてくれる印象があるので練習相手風潮に納得しました。
かこつです。
由来…なのかどうかはわかりませんが、古来の日本語の文脈においては「花」という一文字は常に桜を意味しておりました。
木花之開耶姫は「木花」という名でもってそのまま桜の女神であると解釈されています。
よって、俳句やその季語を踏襲する茶道などにおいては、未だに「花」を「桜」という文脈で使用します。
以上の流れにより「花冷え」とはすなわち「花(桜)が冷える気温」=「桜が咲き始めた頃に冬のような寒さが舞い戻ってくること」という一定ドンピシャな時期の寒さをさす言葉(季語)となったのですね。
お酒の「花冷え」はその時期の寒さ(気温)を受け継いで10度前後とされています。
「花=常に桜」というこの考えは、日本における桜信仰がいかに深く根強いものかを思わせますね。
稚拙な説明で恐縮ですが、ご参考までにコメさせていただきます。