さて、長く続いた連載も今回である。いやあ名残惜しい。
それでは。

第四回田中新一

対米強硬派である。
武藤と同時期に陸軍で影響力を持ち、対米戦を巡って対立した。

1.戦略構想
彼は日本は「ドイツに連動した行動し、第二次世界大戦に勝つ」戦略構想を考えていた。
つまり、HOI的に言うとドイツサポートプレイである。

武藤の戦略構想との大きな違いは対米関係だろう。
田中はアメリカとの戦争が「絶対起こる」と見ていた。
その理由は以下の通りである。

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