ファービーさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
皆さんお元気ですか? エーミール でございます。 昨日は七夕ということで、ゾムさんもブロマガで触れていましたね。 日本各地で七夕イベントが行われていたようですが、皆さんは参加されたでしょうか? 恐らく日本においては七夕は、年中行事で屈指の空を見上げる日の一日だと思います。 天の川が見れるほどに恵まれた天候だった地域の方は、とても羨ましいですね。 しかしこの天の川という単語はとてもきれいだと思います。 英語では『Milky way』、ドイツ語でも『Milchstraße』つまり牛乳の道という表現ですが、 アジアの文化の源である中国ではどのように表現しているか皆さんご存知ですか? 『銀河』 と表現しているんですね。銀の河、日本と同じく(もしかすると日本も影響を受けて)星々の集まりを川と表現しているのが面白いと思います。 日本では銀河はまた別の意味を持っていますので、こういう文化の違いからくる面白さは日常的に結構あるような気がします。探してみると面白いかもしれませんね。 さて、今回は折角ここまで七夕の話をしたので、ちょっと関係のある話題をご紹介したいと思います。 (以下会員限定)
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我々だ!メンバーの戯言、生放送の議事録、クッソややこやしい時事解説、グルッペン氏の脳内予定表(仮)まで網羅的に掲載していきます。
要望があったら、順次新しいコンテンツを掲載しまする。
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銀河のGalaxyはギリシア語で「乳」を意味しています。この「乳」は牛のものではなく、ギリシア神話でゼウスが息子のヘラクレスにヘラの母乳を飲ませ、ヘラクレスの力強さに驚いたヘラがヘラクレスを突き飛ばし、母乳を零してしまったことに由来します。
ドイツ語のMilchstraßeも「乳の道」と訳し、同様に牛ではなくヘラの母乳に由来してます。
スウェーデンなどの北欧では亡くなった人々の魂が鳥となって渡っていく道として「冬の道」「鳥の道」と訳したり、エジプトでは神々が昇る道という意味で「天上の道」と訳すそうです。
日本語の銀河は中国語に由来し、銀色の川という意味になります。同様に七夕の伝承も中国より来ており、天の川も中国由来となります。日本では天岩戸をなぞって天戸の川と言葉遊びをすることもあるそうですが、あまり一般的ではありません。
ちなみに韓国での七夕は中国や日本のような短冊に願い事を書くような文化より恋人同士でプレゼントを贈り合い、永遠の愛を誓う日というクリスマスのような認識が一般的なようです。
そして空を見上げるのではなく、雨が降ることを祈る日で、天から降る雨は「彦星と織姫が再会を喜び、涙を流している」という解釈らしいです。
今年の七夕は生憎の雨でしたが、韓国風に解釈すれば、一年間隔たれていた二人が再会を喜んでいたのかもしれませんね。
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