エーミールの短信 『彦星と織姫』
- 65
エーミールでございます。
昨日は七夕ということで、ゾムさんもブロマガで触れていましたね。
日本各地で七夕イベントが行われていたようですが、皆さんは参加されたでしょうか？
恐らく日本においては七夕は、年中行事で屈指の空を見上げる日の一日だと思います。
天の川が見れるほどに恵まれた天候だった地域の方は、とても羨ましいですね。
しかしこの天の川という単語はとてもきれいだと思います。
英語では『Milky way』、ドイツ語でも『Milchstraße』つまり牛乳の道という表現ですが、
アジアの文化の源である中国ではどのように表現しているか皆さんご存知ですか？
『銀河』
と表現しているんですね。銀の河、日本と同じく（もしかすると日本も影響を受けて）星々の集まりを川と表現しているのが面白いと思います。
日本では銀河はまた別の意味を持っていますので、こういう文化の違いからくる面白さは日常的に結構あるような気がします。探してみると面白いかもしれませんね。
さて、今回は折角ここまで七夕の話をしたので、ちょっと関係のある話題をご紹介したいと思います。
（以下会員限定）
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
エーミールさん、こんばんは！
七夕はあいにくのお天気だったようですが、楽しく過ごせましたでしょうか？（ゾムさんが何やらブロマガに書かれていましたが……）
隙自語で恐縮ですが、私の住む地域は快晴でした。深夜２時に思い立って家を飛び出し、真っ暗闇の海岸で海に注ぐ素晴らしい天の川を拝見することができました。
人間は、情報を記号化することにより、別々の物事同士を等価なものとみなして認識・理解していく生き物であると、どこかでそんな話を聞きました。
空に光る星々を川や道や乳に例えて名付けたり、星同士の位置関係から愛の物語を生み出して伝承したり、はたまた人工衛星の実験をその物語に見立ててみたり……。
今回のお話は、そのような、人間の記号化・比較・理解という生態の趣深さを味わえるものばかりですね。
なんだかまた天の川が見たくなってきてしまったので、天気が良ければ次の週末も深夜徘徊してきます。
今回も素敵なブロマガをありがとうございました。
コメで知った、母乳の道だったんだ。
普通に友達に牛乳の道らしい云々言ってしまったわ。
素人の意見だけの場合間違ってないか疑うことも大事であり、これからは専門家や知識人の意見を得る必要性があるため自力でエビデンス取りに調べにいく必要性があること、また特に不特定多数に見られる場ではしっかり裏を取り正しい情報を提供する重要性を学びました。ありがとうございます。
かこつです。
はじめてコメントします。
エミさんのブロマガが素敵だったのでコメントしたくなりました。
ほかのメンバーの個性がそれぞれあるブロマガも良いですが、たまにはエミさんの素敵な話もいいなって感じました。
エミさんらしくていいですね。
次の投稿も楽しみにしてます♪
かこつです。
私はケーキ屋で働いているパティシエなのですが、七夕は業界ではサマーバレンタインと呼ばれるほど忙しく、また、予約のケーキのプレートの結婚記念日の多さにほんわかする日でもあります。
恋人たちの行事となりつつあるこういった日の中でも、織姫と彦星が一年で一度出会える日ということもあり、七夕だけはエミさんの述べたような宇宙レベルのロマンあふれる日でもあるのですね。
とても素敵です。
そういったお話を拝見出来ると、これもまたほんわかします。ありがとうございます。
次の投稿も素敵な話、楽しみにしております。
かこつです。よみながら「はぇー、博識…流石は教授さんやわ」と思いながら、そういった物語を宇宙の研究でのストーリーとしてることに開発者すごいと思いました。今年は天の川見れなかったですけど、来年なら見れますかね？エーミールさんのブロマガ、雑学がひろがったみたいで面白かったです。僕はまだまだ学生なので、次のブロマガもこんな風な話聞けるの楽しみにしてます。
かこつです。
牛乳の道、とするあたり、宮沢賢治本当にお好きなのだなと思いました。
素敵な宇宙の話をありがとうございます。
かこつです。
身近に旧暦の習慣がある地域に住んでいる者がいるので七夕といえば八月のイメージが強いのですが、そういえば先日は七夕でしたね。
生憎の雨で空を見上げることはありませんでしたが、雲の上は晴れていたことでしょうからきっと二人も会えたと思います。待ちに待った一年に一回の逢瀬を誰にも見られたくないから雨が降るのかななんて思ってます。
エーミールさんのお話は、知らないことや今まで興味のなかったことでも興味を惹きつけられるようでとてもすきです。今回も知らなかった宇宙の話が聞けてとっても嬉しかったです。
雲よりずっと高いところにある宇宙に行ってみたいと思ったくらいですから、宇宙が好きな人はロマンチストが多い気がします。ネーミングもとってもキュートで好きになってしまいました。
役目を終えた七号も、無事に織姫と彦星が会えたようで安心いたしました。
とってもロマンのあるステキなお話をありがとうございました。来週のお話もとっても楽しみです。
梅雨の最中で肌寒い日が続きますが、どうかお風邪など召されませんようにご自愛ください。
>>55
宮沢賢治銀河鉄道の夜にて、天の川を｢牛乳の道｣と表現していましたので、もしかしたらそちらからの引用かもしれませんね
大分遅くなりましたが、かこつです。
きく７号のお話、おりひめとひこぼしというネーミングや実験の日を七夕にしたというのもとてもロマンチックで素敵ですね。こういう粋な計らいは欧米がよくやっているイメージですが、日本人もやはり風情を大事にしているなと感じます。
宇宙空間でおりひめとひこぼしが出会い、最終的に二人一緒に役目を終えて大気圏に消えていった。その二人の功績が今の宇宙開発の礎になっていると思うと感慨深いものがありますね。
今まで七夕と言う日をあまり意識したこともなく、天の川を見たことも一度も無いなと気付きました。来年の七夕は見ることができれば良いなと思います。時期的になかなか晴れの日が少ないので難しいかもですが・・・。
今回も素敵なお話をありがとうございました。こんなに知識が深いエミさんに早く織姫が出会ってくれますよう、余計なお節介かもしれませんが心より願っております。
大変遅くなりました。かこつです。
織姫と彦星が宇宙空間で出会い共に大切な役目を果たしたのはとてもロマンチックですね。こうして宇宙空間で出会った2人の跡を継ぐのがコウノトリというのもなんだか素敵なものを感じます。
今日は七夕会があったので違う織姫と彦星のお話が知れてよかったです。エーミールさんは何かお願い事はされたのでしょうか？
もしされているのであれば叶うといいですね
七夕会ではお年寄りから子供まで皆さん様々な願いを書かれていてなんだかほっこりしていました。
こうしてエーミールさんのブロマガをみて歴史であったり色々な部門の研究や情報を知ることができそれを身近な人に読んだ方々が伝える。こうした広がりができるのでとても楽しみにしていますし、私の狭い世界に素敵なお話が増えていくのでとてもありがたいです。
こうして誰かから学んだり聞いたりしたことをまた誰かに伝えるのはとても楽しいことなのですね。
それにあらゆる視点から物事を見る力がつくので些細な日常が好きになりました。
これから暑くなり体調を崩しやすくなりますがどうかが無理をせずお過ごしください。
またブロマガでお話が聞ける日を楽しみにしております。