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【わさお通信:特別増刊】 わさおの残してくれたもの 他
INDEX
- 巻頭言:わさおの残してくれたもの
- 活動報告のしっぽ:2021年4月
- コラム:ふらっしゅばっく Story 点滴治療の開始(2019年暮れ~2020年冬)
- 今月のつぼ写真 - ここ一ヶ月のよさげなやつ
巻頭言:わさおの残してくれたもの
わさおが去って、間もなく一年。
わさおが居なくても世界は回って、なんやかんやで間もなく一年なのです。でも、じゃあ、わさおが居なくなって一年後の世界はもう全然わさおに関係ないのかというと決してそんなことはないのです。と、まあごく最近思うことがありましたので、つらつらと書き綴ってみましょうか。
観光駅長の居ない駅
ほんの二日前、4月28日にわさおの娘分であるちょめが、JR鰺ケ沢駅の観光営業主任に委嘱されたというニュースが流れました。これまでであれば、ニュースの主役はわさおで、その内容も今年も観光駅長を務めると言ったものだったはずでした。わさおなき今、同じようなニュースで今まで通りの反響などあろうはずがないと思いきや、新聞やテレビは割と大きな取り上げ方をしてくれました。
言うまでもありません。これは、ちょめだからそうなった訳ではなく、わさおがそうだったからこその残像。ちょめはいわばわさおの七光的な注目の浴び方をしていると思います。でもそれは決してネガティブなイメージではありません。逆説的な言い方をするならば、わさおの七光に浴せるのは世界ひろしと言えども、ちょめしかいないのですから。
JR鰺ケ沢駅でお出迎えお見送りといったおもてなしをする役目の犬。このポジションはわさおが切り拓いたものです。そしてそれはちょめに受け継がれていくことが、多くの人にわさおの存在感として思い出されたのではないかしら、と思うのです。
帰ってきたわさお
今年、鰺ヶ沢町にわさおの銅像が立つ予定です。先般、この銅像の原型となる木彫り彫刻が鰺ヶ沢にやってきました。動物木彫り彫刻家のはしもとみお氏による作品です。一見してそれは見事な出来栄えでした。箱から出され、梱包を解かれたその瞬間、目の前にわさおが居ました。厳密にはわさおであろうはずがないのですが、その木像はわさおの雰囲気を醸し出し、わさおのオーラを身にまとっていました。あまりのわさおっぷりに思わずふふっと笑ってしまいました。またわさおに会えるとは!そう思った瞬間こんどは逆向きの感情の揺さぶりが来て、おもわず泣いてしまいました。
わさおの銅像は、多くの人がまたわさおに会えたと思える出来栄えになることでしょう。
完成すればこれもまた、わさおのレガシーということになるでしょう。
そして色んな事を言う人も出てくるでしょう。なぜそう思うかと言えば、すでに何度もそんなシーンを目にしているからです。いつまでわさお?
いつまでわさおに頼るのか、とか、いつまでわさおと言っているのか、とか。
わさおを偲ぶ会の時もそう。わさおモニュメントの計画を発表した時もそう。わさお亡き後、わさおの話題やニュースが出るたびに、そんな声があることも聞き及んでおりました。そして、今もまだそうです。ですが実はそれすらも、わさおが残したものの一つだと思えます。いつまでわさおと言っているのかと言っているその声そのものもまた、わさおのいまだ消えぬ影響の木霊なのだと思うのです。
そして、いつまでわさおなの?との問いに、私はこう答えます。いつまでも、と。
かつて渋谷に生き渋谷に死んだハチ公が、今でも語り継がれているように、鰺ヶ沢を語る上での欠かせないエッセンスとして、歴史上の象徴的な存在のひとつとして、わさおが地域に残ってほしいとそう願っています。
わさおは、それだけの存在感があったと思うのです。
活動報告のしっぽ 2021年4月
わさお一家関連の4月の出来事です。今月からちょめがJR鰺ケ沢駅の観光営業主任として、お出迎え業務がはじまりました。
- 04/26 情熱大陸 取材
- 04/28 ちょめ JR鰺ケ沢駅 観光営業主任
前号で触れた3月11日の取材も、実は情熱大陸でした。放送は5月2日となっております。メインは動物彫刻家のはしもとみおさんなのですが、わさおの彫刻をしていただいた関係から、鰺ヶ沢も取り上げられます。ちょめは映るかしら?
コラム:ふらっしゅばっく Story
点滴治療の開始(2019年暮れ~2020年冬)2019年の年の瀬が押し迫ったあたり、急にわさおの元気がなくなりました。朝から食欲もなく、ぐったりとしている感じでした。病院での検査の結果、血中におけるカルシウムの値が異常に高い状態、高カルシウム血症と判断されました。検査値は16以上。これはその病院にある検査機器の上限を超えているため測定不能である、という意味でした。少し上回っているくらいならばよいのですが、大幅に超えているのであれば突然死のリスクもあるということで、兎にも角にも検査可能範囲まで下げようということになり、治療が開始されました。
なぜにこのようなことがおこるのか。以下はこれまでの様子の積み重ねから来る推論です。こちらのブロマガでは以前から何度か触れていたことですが、2018年10月の健康診断で、わさおの胸部エックス線写真に白いものが写っていて、1年後の写真では大きくなっているのが確認できました。これはもしかしたら胸腺腫ではないかという疑いがありました。癌の一種です。しかしながら、本当にそうなのかどうかを確定させるためには、全身麻酔の上、CTスキャンをしなければなりません。そして、胸腺腫だと確定したら、治療するためには開胸して切除しなければなりません。これはどちらも高齢のわさおにとってはリスクが高い話でした。検査することで寿命を全うできなくなる可能性がありました。
胸腺腫だとすると、そこから過剰なホルモン分泌が起きて破骨細胞を活性化させることがあるとのことで、骨のカルシウムが血中へと溶け出します。こうして、高カルシウム血症へと至ります。
つまるところ、やはりわさおは胸腺腫を発症していた可能性が非常に高いと考えられます。しかしながら、前述した通り、胸腺腫の治療はおろか検査そのものがわさおにとってリスキーです。ですので、わさおの晩年は治療ではなくクオリティ・オブ・ライフの維持に重点を置くことになりました。完治ではなく、緩和です。
ほどなくして、わさおの血中カルシウム値はなんとか許容範囲におさまりました。しかし、根本部分が治せない以上はまた同じことが起こる懸念もありました。
2020年の冬は、こうしてわさおの最後の戦いが幕を開けるのでした。それは、1ヶ月に1回、1~2時間ほどかかる静脈からの薬剤注入と人間用の骨粗鬆症の薬の併用というものでした。今月のつぼ写真
ちょめのごろんごろんです。朝イチでかならずやります。オマケ情報
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【わさお通信:特別増刊】 わさおと志村園長 他
INDEX
- 巻頭言:わさおと志村園長
- 活動報告のしっぽ:2021年3月
- コラム:ふらっしゅばっく Story 足腰が弱まり転院する(2019年晩秋~初冬)
- 今月のつぼ写真 - ここ一ヶ月のよさげなやつ
巻頭言:わさおと志村園長
今年から3月31日は、なんとも心のなかに、複雑で神妙でなんとも言えないちょっとしたぽっかり感が生まれる日となってしまった気がします。一年前のちょうど今頃なにがあったか思い起こせば、その理由に行き着きます。
一年前の昨日、3月30日。新型コロナウィルスに罹患して闘病中だった志村けんさんの訃報が全国に衝撃を与えました。そして一年前の明日4月1日から、わさおは立ち上がることができなくなってしまいました。大きなショックを感じた日に挟まれた日常的な一日が、なんともいえないぽっかり感となっているようです。
わさおと志村けんさんの間にはなんだか不思議なご縁を感じます。とても強いものではありませんが、さりとて薄いというには違和感があるそんな不思議な感じです。今日はそのあたりの話を思いつくままに記してみようかと思います。
私にとっては世代的に「ドリフターズの志村けん」さんなのですが、わさお的には「志村どうぶつ園の園長」でした。ですので、ここでは志村園長と呼ばせていただきます。
対面は2~3回
記憶をたどってみると、わさおが志村園長と直接お会いした回数は2回。
最初は「天才!志村どうぶつ園」のスタジオ収録に参加した時。2014年の3月14日の事でした。その前の年にはわさ毛騒動があり、そこから嫁取り物語が始まり、そしてこのスタジオ収録でつばきを選んだことが発表されたのでした。
2回めの対面は2014年の11月12日。園長が当時の相棒・ちびと日本エレキテル連合と一緒に鰺ヶ沢にロケに来た時です。
この2回の対面で、ともに印象深かったのが両者の持つ距離感でした。わさおは園長に近づいて行ってにおいをかぐとかそんなことは一切なく、園長もまたわさおに近づいて頭を撫でるなどといったことはなかったような覚えがあります。よそよそしさとかそういうことではなくて、なんというかお互いの敬意を距離感で表しているようなそんな気がしました。
なお、飼い主母さんに関してはまったく逆のリアクションで、スタジオ収録のときは園長に抱きついたり、鰺ヶ沢ロケの時も嬉しそうに話しかけたりしていました。いや、本当に会えたことが嬉しかったのだと思います。そんな母さんの強い圧を、園長ははにかみながら受け止めていたように思います。園長もまた彼なりに嬉しさをあらわしていたのではないかと思うのです。
実のところ、志村園長と飼い主母さんに関しては対面回数は3回になります。わさおがきくや商店に来るよりもはるか前に、園長は別の番組ロケでこのお店に立ち寄ったことがあるのです。
そういう意味では、わさおと園長というよりも、母さんと園長にもともとご縁があって、その輪の中にわさおが加わったということなのかもしれないですね。
不思議なご縁
その後も志村園長との交流は続いていました。志村どうぶつ園の取材があれば、園長へのお土産を託したり、取材がなければ鰺ヶ沢特産のメロンなどを送ったり。またそれに対して驚いたことにご本人直々にお礼の電話がかかってきたり。わさおコーナーの放送が減ってくると、志村園長が「最近、わさおや菊谷さんどうしてるのかな」と気にかけて頂いていたなどということも後におうかがいしました。またプライベートではわさおの顔が彫り込まれたコップでお酒を飲んでいたなどとも聞いており、スタッフさん曰く、「園長の中ではわさおと菊谷さんは完全に志村どうぶつ園ファミリーですよ」というのも嬉しくおうかがいしていました
そんな園長が世を去られ、すぐさまわさおが立てなくなり、そしてわさおまで旅立ってしまう。
2020年はなんという年だったのか、と思わざるを得ません。それはでもまだ1年前の出来事でしかないのです。奇しくもその後、志村園長とわさお、それぞれに銅像建立の動きがあります。
同じ年に亡くなり、同じ年に銅像になる。そんな無関係でない二人…というか一人と一匹に、なんだか不思議な関係性を感じてしまいます。
多くの人達を笑顔にした、その一点において共通性を見出してしますのです。
活動報告のしっぽ 2021年3月
わさお一家関連の3月の出来事です。取材が2件ありました。
- 03/11 テレビ番組取材
- 03/21 日本テレビ系列「天才!志村どうぶつ園sp」取材
3月11日の取材については情報開示が未確認ですので、いまのところあやふやな感じでご容赦ください。放送予定は5月と聞いておりますので、また近づいたらご案内させていただきます。
3月21日の取材に関しては、4月3日の土曜日午後7時から放送予定です。よろしければぜひどうぞ。
コラム:ふらっしゅばっく Story
足腰が弱まり転院する(2019年晩秋~初冬)思えばこの年は、夏の前足治療から始まって秋のお尻問題に至るまで、かつてないほどの回数、病院通いをしました。2013年のわさ毛騒動以来、わさおは青森市内の動物病院のお世話になっていたのですが、鰺ヶ沢からだと片道1時間ちょっと。到着して診察を受けてお薬もらって会計すませるまでが一時間弱で、そこから鰺ヶ沢に帰ってくるのにまた1時間ちょっと。都合3時間くらいが必要な訳で、通院日はそれだけで午前中がおわってしまう感じでしょうか。
秋になると、病院からの帰り道、わさおが車中で嘔吐することが数回ありました。注射した薬剤の副反応の可能性もありましたが、もしかしたらこの病院通いの車移動の時間が、高齢のわさおにとってそろそろ負担なのではないかと思えるようにもなってきました。
そしてこの頃、足腰の衰えも見られるようになって来ました。車に乗るためのジャンプ力もなくなってきて乗り降りするのにも時間がかかるようになりました。
今後のわさおは病気を治すという観点ではなく、以下に日常生活を穏やかに過ごせるかを目指す段階に入ったのかな…ちょっと寂しい考え方ですが、正直そのような思いが頭をよぎるようにもなってきました。治療よりもクオリティ・オブ・ライフの向上を目指す、みたいな考え方でしょうか。
青森市内の病院は設備も技術力も申し分なく、先生の力量も十分信頼に足るものでしたし、ここまでわさおが長生きできたのは、その都度的確な治療を施してくださったおかげと今でも感謝しています。ですが、わさおの老齢化に合った環境、ある意味人生の最終盤に向けた環境をとの考えから飼い主さんなどとも相談し、新しく鰺ヶ沢にできた動物病院に転院することにしました。そこはわさおの店から直線距離で300メートル、車移動で1分もかからない場所でした。それが2019年12月のことです。そしてこの年の年末から、急速にわさおは衰えていくことになります。
今月のつぼ写真
JR鰺ケ沢駅前で撮りました。鰺ヶ沢のまちなかには、まだそこかしこにわさおがいます。オマケ情報
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【わさお通信:特別増刊】 わさおを思う 他
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- 巻頭言:わさおを思う
- 活動報告のしっぽ:2021年1月
- コラム:ふらっしゅばっく Story お尻騒動(2019年秋頃)
- 今月のつぼ写真 - ここ一ヶ月のよさげなやつ
巻頭言:わさおを思う
わさお記念碑の募金活動期間も残す所あと一月ほどに。実に多くの方々からご協力ご支援をいただき、なんとかこれは銅像クラスを作れそうだというくらいまで見えて来た感じがします。あとちょっと、もうひとふんばりだけ、働きかけをしていくことになるでしょう。
そんな目処が付きつつある中、平行してどのような銅像にしようかという議論が始まりつつあります。
そのようなやり取りをきっかけに、そもそも、わさおはどんなんだったっけ?とあらためて思い起こしたり考え直したり所がありましたので、今号ではそのあたりをテーマに振り返ってみたいと思います。思えばライオンみたいだった
犬らしからぬ犬。どこか普通とはちがう犬。そんな威厳と風格がわさおにはありました。軽トラの上で胸を張るポーズ、堂々と四肢をのばして伏せる姿。ゆったりと海辺を歩き回る様子。それは犬というよりもライオンが近かったように思えます。その風貌もあって、立ち居振る舞いは本当にライオンみたいだったな、と思います。なるほど、初期の呼び名が「レオ」であったもんな、と原点に立ち戻るかのような感じを覚えるのです。
そういえば志村どうぶつ園の壁下Dも、はじめてわさおに会った印象をスタッフに伝える際に「私の感じだとライオンだね」と言っていたのを思い出しました。
思えば人間みたいだった
見た目や仕草にライオン・オーラをまとっていたわさおではありますが、その内面は野生動物ではなくむしろ人間っぽかったように思えます、とくにその表情が。つばきやちょめと比較して、あるいは映画「わさお」で子わさおを演じたシロに比べて、わさおの表情は何倍も豊かでした。これは写真を撮ってみればよく分かるのですが、だいたい普通は3~4種類の表情しかないのですが、わさおは常に違う顔をしていました。それこそ、連射してあとから見て気づくくらいの微妙な表情の浮かべ方が沢山ありました。
そのせいか、思考過程も複雑だったように思います。
例えばちょめが これ→こうなる くらいの過程で考えているとしたら、わさおは これ→こうなる→なのでこうする→さもなくばこうする くらいの思考を持っていたように思えてなりません。
わさおの後ろ姿を見て、実は背中にファスナーがあって、中に小さいおっさんがはいっているんじゃないか、と何度も思ったものです。
矛盾を内包する存在だった
いろいろと突き詰めていくと、わさおの中にはとても矛盾する多くのものが含まれていることにも気付かされます。愛嬌たっぷりだけど怖い。気難しいけどわかりやすい。かしこいけどおばか。反抗的だけど従順。本来は対立する概念が、わさおの中には併存していました。その時々によって印象が変わる万華鏡みたいなところがありました。あるいは一つの表情の中に喜怒哀楽がすべて感じ取られるような顔つきをしていることもありました。そのような多面性がそれぞれ多くの人の心にざらっとした摩擦を生み、記憶に残る存在となっていたのではないでしょうか。
そもそも、わさおの代名詞である「ぶさかわ」が、ぶさいくだけどかわいいという対立軸を内包している言葉でした。まさに、この一言が、わさおそのものを的確に表現していたのだなぁと関心することしきりです。
会いたいですね、そんなわさおに。もう一度。活動報告のしっぽ 2021年2月
わさお一家関連の2月の出来事です。
- 02/22 わさお記念碑協賛金授与式
地元・鰺ヶ沢のホテル企業からわさお記念碑に対しての協賛金の授与あり、ちょっとしたニュースになっていました。ちょめも立ち会いました。
コラム:ふらっしゅばっく Story
お尻騒動(2019年秋頃)わさおの足先の腫れ物は、右前足の腫瘍を切除した後は出ることがありませんでした。もしかしたら、ここが病変というか病巣というか、そういうところだったのかもしれません。
病院が良いは大変でしたが、何年も何年もわさおを悩ませ苦しめてきた問題が解決して良かった、良かったよぉ、と思ったのもつかの間…今度は別の病変が起こりました。
肛門嚢炎です。
犬や猫の肛門の左右下方には、肛門嚢と呼ばれる器官があります。肛門腺という独特の匂いのする分泌物が溜め込まれていて、排便の際などに一緒に排出されます。スカンクの臭いの元、と言ったほうがわかりやすいでしょうか。
なにかの拍子に肛門膿に雑菌が侵入し炎症を起こしている状況で、犬猫にはちょいちょい見られる病気で、通常はそんなに深刻なものではありません。内服薬や外科的治療で患部の細菌を除去できれば治るものです。
わさおの場合は、夏の終り頃、なんだかお尻周りが汚いように見えたことが発端でした。
当年取ってはや12歳だし、なんだかウンチのキレがわるくなってきたのかしらぐらいに思っていたのですが、そうこうするうちに今度はお尻の穴が大きくなってきてるようにも見えてきました。実はお尻が汚くみえていたのは肛門腺がたらたらしているためで、お尻の穴が大きくみえてたのは肛門嚢が腫れ始めていたからでした。そしてまた速攻電撃の病院通いがはじまりました。
先にも触れたとおり、これはして深刻な病気ではありません。わさおも半月ほどで収まりました。一旦は…ですが。しかし一月くらいしてまたぶり返し、おさまってはまたぶり返すということがこの後冬まで続くことになりました。最初は投薬治療だったのが、肛門嚢の洗浄、切開して消毒とだんだん治療のレベルを上げていったのですが、それでも何度もぶり返しました。
今にしてみればおそらく、わさおの抵抗力というか免疫力が衰え始めていた頃だったのかもしれません。
最終手段として、わさおから採取したサンプルを培養して、どの菌が悪さをしているのかを調べる感受性テストを行うことになったのでした。今月のつぼ写真
春がなかなかきません。
いつもの2月よりも積雪が悪あがきしている気がします。
でもほんの僅かづつ、気候が穏やかになりつつあるような気もします。
そんな変化をちょめは楽しんでいます。
っていう画像をアップロードしようと思ったのですが、なんかトラブルなのかうまくいかないのです。
ですので、今号このコーナーお休みします。オマケ情報
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