さよなら占い師
山田玲司のヤングサンデー
山田玲司のヤングサンデー【第101号】さよなら占い師
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
山田玲司のヤングサンデー 第101号 2016/9/12
───────────────────────────────────
その日はそんなに気分が悪いわけじゃなかった。
気持ちのいい秋の風が吹いていて、仕事はやれる事は全部やってあったし、むしろ気分のいい昼下がりだった。
少し時間が空いたので、映画「シェフ」のサントラなんかを聴きながら街を歩いていたら、ふと占いの人と目が合った。
隣には大きく「占い1000円」と書いてある。
僕は漫画家という「当たるか外れるか」のバクチ人生なので、常に「未来に怯える日々」を生きている。
なので、仕事の調子が悪いともう何でもいいから「あなたは大丈夫です」と言ってもらいたくなる。
根拠なんかどうでもいいのだ。闇雲な肯定が欲しいだけなのだ。
なので、僕は
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- 【第447号】「自分に酔ってる」をどう考えるか? 6ヶ月前
- 【第446号】卒業 8ヶ月前
- 【第445号】忠臣蔵シンドローム 9ヶ月前
- 【第444号】天下一武道会はなぜ生まれたのか? 10ヶ月前
- 【第443号】スペーストラベラー 11ヶ月前