「ハン・ソロ」嫌いと「サッカー嫌い」の共通点
ワールドカップのどさくさに紛れて、毎度おなじみ「問題だらけの重要法案」が強行採決されたのなんだので、まあ相も変わらず「分断された世界」に夏が来た。
この「夏」ってに関しても、その前の「梅雨」ってのが消えかかっている。
水不足に、地震もかなりヤバい雰囲気だ。
それでも僕はサッカーを観る。
公開されたスターウォーズのスピンオフ映画「ハン・ソロ」も観た。
こんな時期に「ルーティーン(サッカー観戦)」と「思い出コンテンツ(ハン・ソロ)」に逃避している場合かね!?
とか言ってる自分もいる。
しかし「時代の境目で起こる不条理を前にした時、最も危険なのは「怒り」と「焦燥感」で、自分が何も見えなくなることではないか!」とか言ってる自分が最後は勝つ。
「ハン・ソロ」に関してはネタバレ回避のためにまだ何も言えないのだけど、とにかく最高に楽しめた。
スターウォーズの中で好きなキャラクターは、1位が「R2D2」で、2位は「ハン・ソロ」だ。
改めてこの「好きに生きるためには何でもするぜ」というチャラ男の生き様に惚れる。
とにかく「かっこ悪い」のがソロの魅力で、監督交代のドタバタがあった中、最終的にロン・ハワード監督がいい仕事をしていた。
ロン・ハワードは「若い」っていうのは「かっこ悪い」という事がわかっている気がする。
その「かっこ悪さ」が女性を惹きつけることもわかっていると思う。
ちなみに初期の映画「スプラッシュ」の押しかけ人魚(ダリル・ハンナ)は「ダリフラの02」のイメージの原型みたいにも見える(1人身の男の前に全裸で現れる美女マナーの古典)。
そして毎度の事だけど「ロン」は優しい。
そして、子供の頃からエンタメの世界で生きてきたロンは、映画は「整合性」より「楽しさ」を優先するべきだ、と思っているのがわかる。
マニアからの『色々理屈に合わない』的なクレームも、予想した上で「これがスターウォーズだと思うよ」と、最高の「娯楽」として作品をまとめている。
ところで。
スターウォーズの新シリーズが気に食わない人たちもいる。
そういう人の中に「あれは『ディズニー』になってしまったから嫌い」と言っている人がいる。
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