遺書(仮)2020 9月24日
『真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた』
このフレーズを見てフジファブリックの『若者のすべて』に気づいたあなた!あなたとは美味しいお酒が飲めそうです。
歌詞同様、真夏のピークは過ぎ去り、松本は朝晩の寒暖差が強くなり、朝は毛布にくるまりんにならないといけない季節が訪れました。
小さい秋(短い秋)の訪れです。
そして秋が来たということは僕にとって節目の月、生誕の月が今年も無事にやってきました。
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ここ最近は誕生日を迎えるといつも思う。
『あと何年生きていられるのかなぁ…?』と。
自分の人生が始まっためでたい日に自分の人生の終わりを想像する。
ずっとずっと遠くで見えなかった、感じることのなかった死が、毎年自分の知ってる著名人が亡くなると死への順番が確実に近づいて来ているのを感じる。 (渡哲也さん(享年78)斎藤洋介さん(享年69)は本当にショックだった)
何も無ければ…
もう少し先の未来で両親はこの世を去り、
そこからもう少し先の未来自分がこの世を去る…そんな順番。
大人になり大好きな婆ちゃんが死んだ時、なんとなくこの死の順番に乗った気がした。
婆ちゃんが死ぬまでは、亡くなってニュースになる著名人はよく知らない人達ばかりだったから死ぬことはずっとずっと遠くで見えないものだった。
他にも最近死が近くにやってきている実感として、台風などの豪雨や地震などの強烈な自然災害の多発、コロナなどの新種のウイルスの脅威、大きな戦争が起こるかもしれない不穏な世界情勢など…
10年前と比較してもはるかに死が身近に起こりうることのように感じる。
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もし明日自分が死んだら…
と死を自分のそばに意識すると、残された時間への意識とその時間を過ごす自分のあり方について考えるようになった。
コロナのせいもあり、誘惑の少ない閉鎖環境になってしまったが故に自分に向き合う時間が増えた。
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突然ですがここでクエスチョンです!!
Qもし明日死ぬことが宣告されたら死の瞬間一番したくないこととは何ですか?(皆さん体験したことないから想像でいいです)
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僕は死ぬとき一番したくないことは後悔です。
マイナスをつれてあの世には行きたくない。
てかいけないかも…
地縛霊になっちゃって。
冗談は置いておいて…
僕は明日死んでもあまり後悔しない気がします。
仕事で大成功してるわけでもなく、大金を得てるわけでもないのであまり欲もない。
手が届かない願望を特に望んでないのは自分を過小評価しているからだし、結婚してない、子供もいないので将来への期待や願い、楽しみは少ない。
かといって現状の暮らしに別に不満もないし、美容師の仕事とヤンサン出演で毎日とても充実してる。
なのでプラマイゼロできっと明日死んでも後悔しないと思う。
ただ何一つ後悔が無いのかというとそれは嘘になり、唯一ある後悔は自分の気持ちに正直にならずついてきた数々の嘘、自分の気分で美意識に反して人が不快に思うことをしてきたこと、限りある大切な時間を自己中に過ごしてしまったこと……
つまり自分はダサい奴だったというイメージを持ったまま死ぬこと。
これが唯一の後悔かな…
やっぱり後悔を持ったまま死にたくはない。
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なぜ今回のメルマガのタイトルを遺書にしたか?
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