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tsuor tagurさん のコメント

ライジングやゴー宣道場の動画をいつも心待ちにして見ています。
生前退位については、もはや結論は出ているはずですが、『まず多様な意見があるし、陛下のお気持ちを早くかなえるために退位を特措法で実現して、皇位の安定継承は時間をかけて議論する2段構えで』との主張には十分注意が必要ですね。国民は天皇陛下を尊敬するあまり、またすっかり感情移入しているから『そんなに複雑な問題で、決めるのに時間がかかるのであれば・・・』と流される場合も多いと思います。ここはこれまでの皇室典範改正が進まなかった経緯をもっとアピールして、現政権が『決して保守政党ではない』事を広めないと。

思えば『美しい国』『日本を取り戻す』はずが、靖国神社参拝は何の所以もない日に行って不戦の誓いをし、TPPは主導するアメリカが批准しないかもしれないのに、属国感情むき出しに宗主国より早く国会承認を目指しておらが郷里を壊そうとし、アメリカの議会にて『アメリカとの出会いは民主主義との出会い』と発言し、かってに価値観をアメリカと共有し、慰安婦について英霊への侮辱を確定し・・・枚挙にいとまがない。これだけの事をしてきて、安倍晋三が保守政治家とは思えないですね。でも都会はどうか知れませんが、私の住む田舎は『自民党、安倍さんなら大丈夫』と何を根拠としているのかわからない安倍マンセー状態です。安倍晋三が東京オリンピックの開催される2200年まで政権に居座ることがどれだけ害をなすかと考えると寒気がします。でも裏を返して、『もし生前退位を実現して皇室典範を改正して女性宮家、女性天皇、愛子様の次の皇位の姿も描いてくれたなら・・・』、一部のノイジーマイノリティーの支持ではなく、強固な国民の支持を得られることに安倍晋三が気が付くことにほんのちょっぴり期待しています。天皇の権威には時の権力者などちっちゃい!大御心に沿うことが一番の支持率UPと誰か教えてやって!

そして高森先生が言われる『憲法違反の譲位と即位』を何とも思わない自称保守って、法の支配について何の重きも置かない無法者であることを晒しまくってますよね。とにかくGHQが作った憲法を守る必要はなし。解釈でどこまでも突き進む。こんな奴らが、中国共産党には海の法の支配を守るように声高に行っているのだからちゃんちゃら可笑しいです。稲田さんについても、そういわれてみれば、あの方の発言には、どこかで聞いた主張ばかり。自身の考えを話している場面って思い出せないですよ。そんな方が防衛大臣を担い、8月15日には海外視察!つっこみどころ満載です。

ゴー宣道場の語らいタイムはよかったです。参加された方の中に、政権に一撃をくらわす事を考える方がいて、実は私も『どうしたら一番効果的に世論を動かせるか?テロ?自民党党本部前で断食?』と思いました。自分の家族や会社に迷惑をかけれないから、辞めて、縁を切って、とだんだんハードルが高くなり、やっぱ無理か、でも幕末の志士は脱藩して尊王攘夷に向かったんだよね、と自問自答の繰り返しです。自分にできる事、同僚に『次の朝生必見』と拡散しつつ、もし仮に武力で訴える日が来た時に立ち遅れないよう、身体だけは鍛えておきます!

No.16
92ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第192号 2016.9.13発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…日本の歴史上、一般国民がこれほどまでに天皇陛下に堂々と盾突くことのできる時代などあっただろうか!?陛下のお言葉を受けても、政府は制度化ではなく「一代限り」の生前退位を、しかも特措法で実現してしまおうとしており、皇室典範には手を付けずに済まそうと目論んでいる。そして「保守」を騙る者たちがこれを支持しており、それどころか生前退位そのものにも反対し、天皇陛下が間違っていると公然と主張する者までいるのである。なぜ自称保守派は、こうも平然と天皇陛下を蔑ろにし、そのご意思に逆らうことができるのか?彼らが言う「男系血脈こそが大御心」は正しいのか? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…天皇陛下のお言葉を拝しても、頑なに反逆の自説を撤回しようとせず、「男の血の原理」を主張して皇室典範改正を妨害する男系固執カルト。特に、女性でありながら、女性差別にほかならない男系男子限定論に与してしまう女性たちの存在は改めて劣悪なものに見える。今回は、防衛大臣にのぼり詰めた、いま話題の“準男性”稲田朋美氏の姿を深く追ってみたい。 ※おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてくり!」。ぽっくん、3週間ぶりに帰ってきたぶぁ~い!♪タイムスリップして幼児のぽっくんとの言い争い中でしゅよ~!MVPは誰の手に!?    【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第187回「天皇は『Y染色体を入れる器』か?」 2. しゃべらせてクリ!・第150回「タイムスリップ!ぽっくんとぽっくんの対決ぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第14回「“奥様・稲田朋美”が、“準男性”に変わるまで」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第187回「天皇は『Y染色体を入れる器』か?」  9月11日、「天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?」と題して第58回「ゴー宣道場」を開催した。  当初の予定にはなかった緊急開催で、先月の関西道場に引き続き天皇陛下の生前退位がテーマである。  安定的な皇位継承が実現するよう支援することを最重要のテーマとして掲げてきたゴー宣道場としては、事態が切迫しているいまこの問題を出来る限り議論していく以外にない。  それにしても日本の歴史上、一般国民がこれほどまでに天皇陛下に堂々と盾突くことのできる時代などあっただろうか!?  天皇陛下の「玉音放送」である8月8日のビデオメッセージで、陛下はお言葉の最後に 「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話ししました」 とおっしゃり、 「国民の理解を得られることを、切に願っています」 と締めくくっておられる。  あのお言葉は、自らの高齢化による譲位が入り口であり、その出口は皇位の安定的継承を願い、それを国民に託すというものになっている。  本当なら、これを聞いてすぐにご真意を拝察し、皇室典範を改正して譲位の制度化に向かう以外にないのである。  ところがこのお言葉を受けても、政府は制度化ではなく「一代限り」の生前退位を、しかも特措法で実現してしまおうとしており、皇室典範には手を付けずに済まそうと目論んでいる。  そして「保守」を騙る者たちがこれを支持しており、それどころか中には生前退位そのものにも反対し、天皇陛下が間違っていると公然と主張する者までいるのである。  わしはこういう者たちを「逆賊」と呼ぶ。そもそも彼らはこんなことを天皇陛下に面と向かって言えるのだろうか? そこまでの諫言をするのなら、作法として切腹しなければいけないくらいの大ごとであるのに、彼らは何の覚悟もなく、平気で言ってのけるのだ。  自称保守派は、天皇は祭祀と国事行為さえしておけばいいと主張し、今上陛下が最も重視してこられた被災地ご訪問などの公務は、もともと必要ないとまで言っている。   公務は天皇と国民が直接対話していくことであり、昔の天皇でいえば「国見」にあたる。  古代国家の建設期、天皇は積極的に地方へ行幸(天皇の外出を「行幸」、複数個所を回ることを「巡幸」という)して「国見」をした。  天皇は国見をしてよい言霊を放つことでよい国になるように祈り、その際に詠んだ国褒めの歌がいくつも残されている。そして、天皇は国見によって支配下の国の様子を知り、在地の首長と服属儀礼を結んだのである。  近代国家の形成期にも、明治天皇が全国を巡幸し、人々に新たな時代の到来を実感させると共に、地方の民衆を統合して近代国家建設のために効果を上げた。  そして明治天皇が崩御し、明治神宮が建設される際には、生前の天皇のご厚情に報いようと全国から10万本もの献木が寄付され、15万人ものボランティアが手銭手弁当で上京し、広大な鎮守の森を人手によって造り上げたのである。  戦後の混乱期にも、昭和天皇が自らのご意思で、国民を慰め、励まし、復興に立ち上がるための勇気を与えるために全国をくまなく巡幸している。この時の天皇と国民の触れ合いは『昭和天皇論』に描いた。   今上陛下は歴代の天皇の国見に学び、象徴天皇として国民と共にあるという姿を作るためには公務が絶対に必要だとお考えになり、地方巡幸などの公務を増やしてこられたのだ。  だが自称保守派は天皇が公務として全国に出かけ、国民と触れ合うこと自体に反対している。なぜなら自称保守派の連中は、いつでも自分たちに都合よく天皇を政治利用できるようにしておきたいというのが本音であり、そのために、天皇と国民の間を分断させておきたいのだ。  だから自称保守派は、天皇が勝手に公務を増やしてしまったのであり、高齢なら減らせばいい、天皇は祭祀と国事行為だけやっておけばいいのだと言うのだ。    だがこれは、今上陛下が長年にわたって全身全霊をかけて築いてこられた象徴天皇像を根本から叩き壊そうとしているに等しい。今上陛下の人生を全否定しているに等しいのである!  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!