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くりんさん のコメント

こんばんは、ライジング配信ありがとうございますvv

男系固執派のお気に入り下品暴論「男系の“種”だけが重要で女の“畑”はどうでもいい」は植物の仕組みを完全に間違えているわ、人類が有性生殖であること完全に無視してるわ、女性をただの子供を産むための機械だと言ってるわと男系固執派の頭の悪さを露呈させる装置でもあったのですね。
女性は誰でもいいと言うのなら、かつて柳原白蓮氏らが美智子さまが未来の皇后にふさわしくない理由として騒いでいた「皇太子妃となる方は皇族か特定華族の娘から選ぶ」という慣習が全くの無意味だったということになります。誰でもいいってことなんですから、
最悪殺人鬼でも構わない訳です。
持統天皇は我が子・草壁皇子の皇位継承を確実にするために大津皇子だけでなく天武天皇の血を引く優秀な皇子全てを殺さなくてはならなかったでしょう。
気持ち悪いわ、知識をひけらかして頭の悪さを露呈するわ、とこの下品暴論を愛用されてる渡部昇一氏の人として終わってる感を見事醸し出してくれています。これを丸ぱくりする杉田氏も同じようなものです。

蘇我氏や藤原氏が天皇の外戚として権力を握っていた時代、DNA鑑定という言葉そのものが存在していません。仮に自分の息子を女性天皇に婿入りさせたとしてその方が産んだ子の父親が本当に自分の息子なのか確かめる術はありません。一方男性天皇に嫁がせた娘が産んだ子は必ず自分の娘を母に持つ自分の孫です。
確実に天皇の外戚になるためには、娘を皇室に嫁がせることが最善の選択だったのです。
皇室で生まれ育った内親王・女王が女性であるというだけで皇位継承権を持てないという女性差別を、男系固執派たちは蘇我氏や藤原氏の外戚政策を持ち出して男性が皇室に入ることを排除してきた男性差別だと話をすり替えてきました。
女性差別ではないと言いながら、無意識に内親王や女王の存在をないがしろにして差別し続ける。
このような女性差別が日本社会で無意識のうちに行われていることに、性質の悪さをより深く感じます。
No.87
99ヶ月前
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第196号 2016.10.11発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…先週は「女性の活躍で圧勝した『朝ナマ』の議論」と題して、9月30日深夜の「朝まで生テレビ! 激論!象徴天皇と日本の未来」における、弁護士の萩谷麻衣子さんと、国際政治学者の三浦瑠麗さんの発言を中心にまとめた。だがその議論にはもう一人「女性」が参加していた。皇位の男系継承固執を主張した、「次世代の党」前衆議院議員、杉田水脈(みお)氏である。「男系継承は女性差別ではなく、男性を排除しているのだ!」「男性には野心があり、女性に野心はない!」「男はタネで、女は畑!」…その主張はすべて男系派のコピペである!今回は特に「タネと畑」説に焦点を当て、このトンデモ説の元ネタを明らかにする! ※小説「わたくしの人たち」…“グローバル肥大化おじさん”黒鶏春夫との食事会に颯爽と登場した、“意識高い系・元モデル起業女”西川麻央!彼女にロックオンされた“ちんちくりん”な女性ライターは後日、麻央が指定した銀座の事務所へ行くことになるが…?? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!尊厳死・安楽死をどこまで許容すべき?ご当地アイドルに存在意義はある?一番演技がうまいと思う美人女優、一番歌がうまいと思う美人歌手、一番すごいと思う美人アスリートは誰?オリジナル曲を作った事はある?好きになった女性が遠くへ行ってしまったら?『天皇論』読み返してみると今の主張と違うところばかり!!よしりんは何と言ってプロポーズしたの?「小林よしのりのキャラ絵問題」解決策を考えてみたよ!…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第191回「タネと畑というトンデモ説の正体」 2. しゃべらせてクリ!・第154回「スーパー幼児・伝達ちゃんのご用事配達ぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭の小説「わたくしの人たち」・第4話「洋服なんか着たことない女」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第191回「タネと畑というトンデモ説の正体」  先週は「女性の活躍で圧勝した『朝ナマ』の議論」と題して、9月30日深夜の「朝まで生テレビ! 激論!象徴天皇と日本の未来」における、弁護士の萩谷麻衣子さんと、国際政治学者の三浦瑠麗さんの発言を中心にまとめた。  だがその議論にはもう一人「女性」が参加していた。皇位の男系継承固執を主張した、「次世代の党」前衆議院議員、杉田水脈(みお)氏である。  今回は、その杉田氏の意見を検証してみよう。 杉田「男系継承っていうものは、今までずっと続いてきたもので、これは、私はちゃんと尊重すべきだと思っておりまして、このまま続けていくべきだと思っています。 その理由といたしまして、この男系継承というのは、実は、よく女性差別だと、この間も国連の女性差別撤廃委員会でそういうことを触れられたというような問題もあるんですけれども、女性差別だと言われるんですが、実はこれは男性を排除してきたのであって、女性差別ではない」  さっそく竹田恒泰のコピペである。  最も尊い「天皇」になれるのは男性だけ、女性はダメ、女系はもっとダメと言ってるのだから、女性差別に決まっているではないか。  杉田「結局、日本女性は、誰でもプリンセスにはなれるんですよ。だけれども、男性は、皇室に入ることは出来ないわけですね、男系でつないで…」  プリンセスという言い方は美しいが、実態は「産む機械」に過ぎない。しかも「男子を産む機械」ではないか。  男性は「産む機械」の役割りが果たせないから、必要ではないというだけのことだ。 杉田「それで、これは何かというとやはり私は、男性の野心、本能的野心を食い止める歯止めだったんじゃないかと思ってます。というのは、結局、男性はね、よく聞くのは本能的に、自分のタネを子々孫々残したいという方はたくさんいらっしゃいますけど、女性でそういうことを言う方いらっしゃらないですよね」  男性は野心がある、つまり主体性を持っている。  女性は安心、野心がない、主体性がないという考え方を無意識に信じているが、これも男尊女卑である。 杉田「そこは、私は男性と女性の違いだと思っています。これはほんとに本能的な違いだと思ってまして、渡部昇一先生なんかは、男性はタネで女は、あの、女性は畑だとおっしゃるんですけれども、」  おっと、今度は渡部昇一のコピペである。  わしはここで、思わず「それアホだよ! アホ!」と馬鹿にしてしまった。 杉田「でもそれは渡部昇一先生だけがおっしゃっているわけではなくて、江戸時代なんかの子供向けの図鑑なんかに、そういう人体とかをちゃんと男性と女性の違いというのを図解した中にも、そういった記載がちゃんとあるんですね」  あまりにもバカバカしい。わしはここで、稲の種子は、種子の中に雄しべと雌しべが入っていて自家受粉される、畑は関係ない、理科で習うことだと、手っ取り早い説明で言ってしまったが、実は正確ではない。  あとで正確な知識を書こう。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!