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四君子さん のコメント

 あけましておめでたうございます。
 今年も見当ちがいなことばかり記すかも知れませんが、よろしくお願いいたします。

 自分の住んでる市にある、伊勢神宮の分社と、靖國に行ってきました。
 どちらも混雜していました。
 かえりに、全国の神社の絵馬の展示を捜したのですが、
 例年は、参拝して右側だったのが、今年は左側になっていて、
 見つけるのに苦労しました。
 年々、展示されてる絵馬の数が少なくなってる感じで残念なのですが、
 それでも、旧日本軍の戦闘機の写真だったり、鳳凰だったりと
 鷄(尾長鷄)一色の中にもヴァリエーションがあって良かったです。

 秋篠宮を皇太子待遇にする、というインターネットのニュースには、新年早々憤りを覚えました。
 そんなに、愛子内親王をのけものにする気なのか、と。
 田中先生や高森先生の著書もよんだのですが、
 私は、その位なら、少なくとも継体天皇の時に女系になってるかも知れないという説で良いのではないか、とも。
 それで皇室の神聖性が損なわれるとはどうしても思えないので。
 ギネスブックみたいなことを気にしている人たちを納得させられるのでは、と。
 でも、どちらでも構わないとは思います。
 伊邪那岐・伊邪那美から始まる日本神話もとても好きです。

 ところで、遅ればせながら、「ニコニコ生アニキ」の放送を見ました(こちらは何とかぎりぎりで見られました)。
 高橋名人の下手物食いもさることながら
 小林先生がラフな恰好で出演されたのには驚きました。
 おぼっちゃまくんの実写化は、むづかしいでしょうね(やったら、面白いけれども)。
 茶魔の角をどうするのか、という問題もあるし、
 オールヌードにしたり、巨大便所をつくるのも無理がありそうですし、
 そもそも、亀の上に乗せられるかどうか、も
 でも、漫画って、その位出鱈目なことがまかりとおる世界なんだと。
 茶魔の変身を見ていると、こまわり君を思い出します(横顔とかも、身代わりの人の体格とかも)

 漫画家は最初は絵が下手でも良いとありましたが、
 それは連載とともに、絵が讀者の目にあった、こなれたものへと、変貌してゆくということで、
 まったく絵がかけないということではないではないのだと思います。
 ちなみに、なき母親は、メーテルのことを「おばけ」と言っていました。
 アニメーションについても言えるのですが、
 それだけ、漫画は俗悪で、けれども魅力的な世界でもあるのだと。

 とても楽しい放送でした。
 こういうのも、ネットで永遠に配信して欲しいです。

 「ザ・議論」も半分まで終了しました。
 確かに、皇室でなくなったとしてもただの雅な一族にはならないでしょう
(血統だけで、元伏見宮系統をかつぎ上げる一派もいることですし)
「汝らのうち、罪なきものこの石をうて」とは白人だけのことで、
 有色人種には通用しないのではないか、と。
 ギリシャ神話のアラクネのようになる人でさえ、稀だと思います。
 それこそ痛痒にも感じないのでは。
 オリムピックのたびのルール変更がそのことを物語っています。
 私は今でもヴァレーボールを15点勝負、サーブ権で見てしまいます。
 夢の島を巡る確執は
 人間が生きている限り、何らかの垢や芥を出し続けるということで、
 根深いものだと思います。
(私は「ルパン三世」を思い出します)
 渡辺美里の歌詞を借りると、「世界中のあちこちではエゴが溢れてる」のでは。

 ということで、朝生の方もなるべくはやく視聴します。
 新年早々、長々とすみませんでした。
No.194
89ヶ月前
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第206号 2016.12.27発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…12月15、16日に行われた日露首脳会談は、合意内容を「共同声明」「共同宣言」で発表せず「プレス向け声明」になり、しかも日露が別々に発表した。完全なる日本の外交敗北なのだが、マスコミは官邸にとって不都合なことは書かない。北方領土については歯牙にもかけられない全くの「ゼロ回答」だったのに、「共同経済活動」の名の下に3000億円規模ともみられる「経済協力」をするという。そしてそれが領土返還への新しい第一歩だと言うのだが、そんなことはあり得ない!! ※「2016年イズミー賞 結果発表」…今年も読者の元坂口さんが立ち上げて下さった年末読者企画「イズミー賞」!3ジャンルに及んだ連載『ザ・神様!』『トンデモ見聞録』『小説わたくしのひとたち』から、トンデモ大賞、年間最優秀俳優賞、最もショッキングな瞬間賞、最も笑えた瞬間賞、最も熱かった抗争賞などの結果発表!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!好きな熟男俳優は?漫画家をしていて腰や体の不調はある?就職4年目にして結婚・妊娠し離職、これは非難されるようなこと?ドラマ「逃げ恥」で印象に残った台詞や場面は?最近の好物は何?外国の喜劇映画で好きな作品は?カレンダーの六曜って気にする?さだまさしの「関白宣言」は男尊女卑?好きなおでん種(具)は?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第206回「思わせぶりなロシア蝶に騙される安倍オヤジ」 2. しゃべらせてクリ!・第164回「輝く?しゃべクリアワード2016!」 3. 2016年イズミー賞 結果発表 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第206回「思わせぶりなロシア蝶に騙される安倍オヤジ」  12月15、16日に行われた日露首脳会談は、合意内容を「共同声明」「共同宣言」で発表せず、「プレス向け声明」になり、しかも日露が別々に発表した。  これだけ見ても国家間の重要な合意や契約がなされたものではないと、マスコミは本来、分かっているはずなのだ。  完全なる日本の外交敗北なのだが、マスコミは官邸にとって不都合なことは書かないようにした。いかにマスコミが安倍政権に操縦されているのかよく分かる。  北方領土については歯牙にもかけられない全くの「ゼロ回答」だったのに、「共同経済活動」の名の下に3000億円規模ともみられる「経済協力」をするという。それが領土返還への新しい第一歩だと言うのだから、馬鹿も休み休み言えという話だ。  この会談の前、メディアには今度こそ北方領土が帰って来るという怪情報が乱れ飛んだ。  きっかけは9月23日の読売新聞のこんな記事である。 政府は、ロシアとの北方領土問題の交渉で、歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを最低条件とする方針を固めた。平和条約締結の際、択捉、国後両島を含めた「4島の帰属」問題の解決を前提としない方向で検討している。  従来、日本政府が条件としてきた「4島の帰属」、すなわち4島を日本の領土だと認めさせることにはこだわらず、まず2島返還を優先させるという。要するに、鈴木宗男が唱えてきたやつだ。  ムネオは最近安倍首相と頻繁に会い、ロシア問題の「ブレーン」的な存在になっている。その入れ知恵で官邸は 「帰属先送り・2島先行返還」 に舵を切り、それを読売にリークしたのだろう。  ムネオは9月28日に行われた日本外国特派員協会の会見でも、日露首脳会談で安倍が北方領土問題について「大きな決断」をし、プーチンも「必ず答えてくれる」と大風呂敷を広げた。そして先の読売新聞の記事についても、確度が高いと評価していた。  これによってメディアは加熱したが、特にすごかったのが小学館の「週刊ポスト」と「SAPIO」だった。    週刊ポスト10月14・21日合併号は「北方領土が、本当に、戻ってくる!」という特大タイトルで、 「…どうせ戻ってきやしないと諦めていなかったか。だが戦後70年を過ぎた今、いよいよ本当に戻ってくる可能性が現実味を帯びてきた」 とぶち上げた。  SAPIO12月号は「北方領土返還で日本が変わる 世界が動く」と題し、「いま我々は、歴史の目撃者になろうとしている」と興奮し、捕らぬ狸の皮算用で返還後のシミュレーションまでしていた。  両誌に登場して、今度こそ北方領土交渉は進展するだろうと煽りまくったデマゴーグが、鈴木宗男の子分の佐藤優だ。結局のところ両誌とも、性懲りもなく鈴木・佐藤に騙されたわけだ。  こうして期待値だけがやたらと釣り上げられたにもかかわらず、大山鳴動して鼠一匹すら出て来なかったものだから、安倍は今さら何もナシでは引っ込みがつかず、せめて「経済協力」だけでもと突っ走り、結局はカネだけ持って行かれるという惨憺たる事態となってしまったのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!