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ゲストさん のコメント

小林先生本当に日々ご苦労さまです。とかく権力は暴走しがちなものであるのに、それにお墨付きを与えるのが共謀罪ですね。個人の正義も罪になる問答無用の法案だと危惧します。
No.1
92ヶ月前
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  明日は金曜日だ。 その深夜、日が変わった土曜の深夜から「朝まで生テレビ」がある。 したがって今夜は遅くまで起きてないとダメだ。 なのにもう眠い。   共謀罪に反対するジャーナリストの記者会見に出て、昼めし食って帰宅したらもう 5 時過ぎていた。 それから『よしりん辻説法』のペン入れを始めたが、集中して描けない。 さっぱり進まない。   先ほど「報道ステーション」に記者会見の模様が映っていた。 あの会場に、番組の小川アナウンサーが来ていた。 やっぱり綺麗な人だった。   維新の会は「取り調べの可視化」を受け入れれば共謀罪に賛成するようだ。 オウム真理教だって、初めから「組織的犯罪集団」だったわけではない。 一部が変容したことを、どうやって知り、どうやって共謀罪を適用するのか? まあ、国内でオウムのようなテロ組織はもう作れる状況にはない。 あれは「信教の自由」という憲法が保障した宗教の過保護が原因で、育ったテロ集団だった。 公明党が共謀罪に賛成するのも、まったく変だ。   権力と戦う組織の代表が「天誅」と宣言すれば、組織が変容したと見做すことだって可能だ。 その「内心」を探るために盗聴が始まってしまうかもしれない。 さらに、そのための「計画」を立て、「準備行為」に向かっている段階で、家宅捜索が行われたら、わしの家にはオウム対策でナイフや警棒やスプレーなどの武器がいっぱいある。 そこで 3 要件が揃って逮捕されるじゃないか。   取り調べの可視化なんて、逮捕されたあとの苦痛と、冤罪の不愉快さと、社会の偏見には対処できない。 そう考えたら、二度と「天誅」なんて言葉は使わない。 言論が委縮するということだ。    
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!