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M.Oさん のコメント

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M.O
芸人が風刺をしない・やりにくい風潮というのは問題ではありますが、個人的にはいしいひさいち先生のような風刺マンガを書きまくるマンガ家が現れてほしいなとも思います。
いしい先生の政治風刺は小泉政権の時代までは猛威を振るっていて、ファンとしては非常に痛快な思いをしていたのですが、現在は朝日新聞連載の『ののちゃん』と公式サイトに少しずつ発表するナンセンスマンガに仕事を絞っておられて、風刺は一切描かなくなってしまいました。
あと、ナンシー関氏が存命ならば、籠池のおっちゃんや昭恵は絶対版画にして、エッセイで色々書いていたのではないか、と想像してしまいます。

「反権力」という意味では、日本のロックに全く元気が感じられないというのも個人的には残念です。
うまいことオシャレな表現を使っている恋愛ソング・元気が出るソングというものがやたら多くて、ロックとポップの境目が分かりません。
大音量のエレキサウンドで「大衆に過激なメッセージをぶつけてやる!」と意気込む骨太ミュージシャンとか出てこないですかねえ。

お笑いもロックも文化として成熟しすぎていて、無難に人気を集めればそこそこ食えるようになっているのがかえって弊害になっているのかもしれません。
表現のためにリスクを冒すという人間が減ってしまっているのでしょうか。
No.78
91ヶ月前
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第224号 2017.5.17発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…不祥事が続いても何故か下がらない安倍政権の支持率。「他の内閣よりよさそう」「民進党よりマシ」という理由は正しいのか?前回はそれを確かめるために、第2次安倍政権発足以降に政権及び自民党がやってきたことを徹底検証したが、次々と出てくる不祥事&失政の数々に、なんと2014年分までしか終わらなかった。引き続き検証を続けるが、果たして今回はどこまで行けるのか!? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…安倍首相は、籠池氏の証人喚問が終わって、財務省の佐川理財局長が何を聞かれても鉄壁のガードを崩さない態勢を定着させてきた頃から、すっかり胡坐をかいてしまったようだ。国会答弁では、野党議員がいくら真剣に疑念をぶつけても、呆れたようなポーズをとり、嘲笑って、自分の権力の強大さを誇示するばかり。国会での議論の場に立つ人間がこのような態度を取っていることを、このまま許していて良いのだろうか!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!フランス革命の理念「自由・平等・〇〇」三番目は同胞愛?博愛?安倍晋三の9条改憲案をどう思う?性犯罪の罰をもっと厳しくすべきでは?手塚治虫や石森章太郎に会ったことある?外国人レスラーで好きなレスラーはいた?目にするとイラッとする言葉は?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第225回「第3次安倍政権&自民党不祥事 2015年(その1)」 2. しゃべらせてクリ!・第182回「見守るだけの人、シンパイダーマン参上ぶぁい!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第33回「国民は安倍首相にバカにされている!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第225回「第3次安倍政権&自民党不祥事 2015年 (その1) 」  先週に引き続き、安倍政権及び自民党の不祥事を羅列していくが、その前に先週書き漏らした事項で、後で気がついたものや、読者から指摘されたものを挙げておく。 平成25年(2013) 【4月】  13日 安倍、日本テレビ『スッキリ!!』に出演。 「安倍首相が本当に来てくれちゃいましたSP」 と題し、首相再就任後初の全国放送出演(ローカルは1月13日の「そこまで言って委員会」が初)。   本来、放送業界では首相の影響力や、偏向報道との批判が起きることを考えて、首相は共同会見しか放送しないのが不文律だった。  ところが、安倍は第1次政権発足当初からテレビ局や新聞、週刊誌などに話をもちかけて単独出演を始め、第2次政権以降はさらに活発にテレビ単独出演を繰り返した。  しかも批判的意見や質問をぶつける出演者がいる報道や討論番組ならまだしも、『ミヤネ屋』『笑っていいとも!』『ワイドナショー』など、 タレント扱いして好印象だけを視聴者に与えるワイドショーやバラエティに出演して、政権のプロモーション活動をした。 これは、明らかに放送法違反である。 【5月】  24日  マイナンバー法が成立。  国民にとって必要な制度でも何でもなく、ただ、国が国民の情報を厳格に掌握することで、徴税の強化と社会保障給付の抑制をしようという仕組みであり、 国民を監視する手段にもされかねない。 【9月】  5日 官房長官・ 菅義偉 、記者会見で 「福島県においても年間被ばく量は1ミリシーベルトの100分の1以下」 と、大嘘発言。 平成26年(2014) 【4月】  20日 安倍、読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』に出演。 「私はお国のためなら死ねる」という質問に、「△」の札を上げる。  パネラーの津川雅彦が「総理になった途端に死ぬ覚悟はできているわけでしょ?」と尋ねるも、 最後まで「死ねる」とは答えずにごまかす。  こんな腰抜けが靖国参拝しても、英霊は不愉快だろうし、意味はないと思うのだが、どういうわけかネトウヨは安倍の靖国参拝を望む。自分も国のために死ねないからだろう。 【6月】  16日 環境相・ 石原伸晃 、福島第一原発事故除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設建設に向けた地元との調整をめぐり、 「最後は金目でしょ」 と発言。  被災地を軽視する発言と批判され、翌日謝罪。 【7月】  1日  集団的自衛権の行使を容認する閣議決定。  歴代政権が一貫して「違憲」と判断し続け、容認するには憲法改正が必要であるはずの集団的自衛権を、 改憲が困難だからと、一内閣の「閣議決定」で容認してしまった。  憲政史上最大最悪の禁じ手を使ったとしか言いようがなく、これを以て日本の立憲主義は死んだと言って過言ではない。  3日 安倍、北朝鮮が拉致被害者の再調査を約束したことを受け、独自制裁の一部解除を発表。  本来、調査報告を受け取り、中身を吟味した上で初めて一部解除するという方針だったはずなのに、 安倍は北朝鮮が 「かつてない態勢」 で調査に臨むと言っただけで制裁解除を決めてしまった。   当然ながら北朝鮮は約束を守らず、何一つ引き出せずに制裁だけ緩める結果に。 【8月】  6日 安倍、広島平和祈念式典に出席。  9日 安倍、長崎平和祈念式典に出席。  広島・長崎ともに式典のスピーチの冒頭部分など、およそ半分が前年のものと酷似していた事が発覚。「コピペで被爆者軽視だ」と批判される。  9日 衆院議員・ 土屋正忠 が、田上富久長崎市長の平和宣言について、 「長崎市長は核廃絶について語るから権威があるのだ。集団的自衛権云々という具体的政治課題に言及すれば権威が下がる」 「政治的選択について語りたいなら長崎市長を辞職して国政に出ることだ」 とブログで批判。  だが、平和宣言は市長が単独で起草するものではなく、「集団的自衛権」への言及を求めたのは被爆者協議会会長だった。  10日 安倍、台風が西日本を縦断して死者・行方不明12名、避難勧告・指示の対象者130万人以上という大災害の中、長野県の別荘で予定通りの夏休み。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!