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四君子さん のコメント

 つづきです。

 「ゴーマニズム宣言」第230回 「第2次・3次安倍政権&自民党不祥事一覧(その3)」
 模型の話、都合の良い時だけ支持率を口にし、悪いときは「関係ない」とか、菅(すが)の「洗脳」発言というのも、無責任でどうかと思いますが、一番あきれたのは、議事録の残らない安保法制の兇行、もとい強行採決です。それでも、天知る、地知る、我知る、人知るで、こうしてライジングに記されてしまえば、その無法さが後世に伝えられると思います。

 あと、木村草太さんのインタヴューは見ていなかったので、参考になりました。文章にして残しておけば、焚書坑儒でもされない限り、歴史として伝えられます(国会議事録も、場合によっては改竄される恐れがあります)。
 以前の自分の投稿でものべましたが、文字があると、形にして残すことができ、とても有益なことだと思います。
 それはともかく、「道場」の話とも重なりますが、国民を委縮させ、経済活動を衰退させ、国力を削ぐようなことをする政府の活動は矛盾、自家撞着に滿ち溢れていると思いました。「火の鳥」未来編のような、昔風の生活を懷かしむだけの世界が早晩におとづれる結果となるのではないでしょうか。

 週刊エコノミスト「読書日記」
 上記の内容と重なるので、少しだけ。大垣市の風力発電所の情報漏洩の件は、無茶苦茶です。ニュースでもやっていましたが、一般人と、自己主張する市民との境は、便衣兵と民間人の区別くらい曖昧で、いつ自分がその立場になるのか、予測もつかないのでは、と。

 すみません。今日はとても疲れていて、この程度にしか記せません。今後、政府の「羈束(きそく。今日のテストで書けなかった)」も厳しくなるのでしょうが。この言葉は、行政や司法を縛るためにある言葉なのですが。

 最後に、誰も言わないので記しますが、野際陽子さんのご冥福をお祈り申しあげます。空気チューブを鼻につけて、演技をつづけた彼女の姿は偉大です。野際さんも、きっと共謀罪法案の審議のことで、心を痛めていたことではないでしょうか。くりかえしますが、有村や稲田や片山などよりも、はるかに立派な人だと思います。
 須藤という子などには、およびもつかないことでしょう(小嶋さんがいなくなったので、どうでも良いことですが)。
No.183
90ヶ月前
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第227号 2017.6.13発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…女性宮家の創設等に向けた付帯決議案に、たった一人反対した自民党の女性議員・有村治子。さらに付帯決議案の成立直後に、チャンネル桜の水島氏を中心とした団体が、自民党本部前で日の丸を掲げて「女性宮家反対」の横断幕を広げ街頭デモを行った。「空想」にしがみつく男系固執派の驚くべき劣化ぶりとは? ※「ゴーマニズム宣言」…今回も引き続き、書いても書いても終わりが見えない、第2次安倍政権発足以降の政権及び自民党の不祥事を検証!前回は安保法案が衆議院で強行採決・可決されるところまでを追った。今回は、参議院での審議である。うんざりして関心を失ってしまったら安倍政権の思う壺だ!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!芸人がヒューマニスティックな内容をネタにするのはアリ?日本の世論調査のレベルは遅れているのでは?庶民が安倍政権に対抗する方法は?反抗期中の長女(12歳)にどう接するべき?歳を取ると大方の人は誕生日がめでたくなくなるもの?先生の最近の「ギャップ萌え」は?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第36回「醜い女性宮家反対運動と有村治子」 2. ゴーマニズム宣言・第230回「第2次・3次安倍政権&自民党不祥事一覧(その5)」 3. しゃべらせてクリ!・第185回「ぽっくん、保健室登校ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第36回「醜い女性宮家反対運動と有村治子」  二週間ほど前のことだったか。朝刊をめくると、天皇陛下のカラーのお写真と、4段ぶち抜きぐらいの巨大な文字で「一代限りの特例法」、そのそばに小さめの見出しで「将来の先例となり得る」という文字の踊る特集ページが目に入り、困惑した。  ほかのメディアでも「退位特例法、天皇陛下一代限り」「一代限り退位」という言葉が溢れかえっている。当初から 「皇室典範の改正VS特例法」 の戦いがあったため、「ついに特例法に決着、一代限りに決定!」というイメージがついたのだと思うが、しかし、この報道は正しくない。 ■「一代限り」はとっくに撤回されている  平成29年6月11日の「ゴー宣道場」にゲスト登壇された民進党の馬淵澄夫議員から、時系列を追って非常にわかりやすく語られたが、実際には、 民進党のねばり強い交渉によって、当初「今上陛下一代限りの特例法」を強調していた自民党が大幅に譲歩し、「一代限り」という言葉はとっくに撤回されている のだ。  議論の経過を経て、自民党の「天皇の退位等についての懇談会」座長の高村正彦副総裁は、こう発言している。 「誤解を受けないように、今後は『一代限り』という言葉は使わない」 「『一代限り』というのは語弊がある。将来の天皇の退位を否定しているものではありません」  それでも強硬に「今上陛下の例外退位」を強調して譲らなかったのは安倍首相。 「ぼくちゃんの周りには、一代限りだと言ってる人のほうが多いもーん!」 と駄々をこねるので、高村副総裁は、現実には恒久制度化を求める世論のほうが大きいのだということを説明し、 「有識者会議が『一代限り』を強調し過ぎ、将来の天皇は退位できないと誤解された」 「退位の先例となるニュアンスを出すために『今上』は入れない方がいい」 と発言し、首相を説得したことも報じられている。 「陛下のご意向を実現する」という意志を強く持った民進党が、特例法でありながらも先例となりうる恒久制度に道筋をつけた のだ。  しかし、安倍首相のご意向を忖度するメディアは、どうしても「例外性」を強調したがるし、天皇陛下のご意向を忖度するメディアとて、この議論の過程と結論を、きちんと理解できていないのではないか?  いつまでも「一代限り」という言葉が使われる現状、正確に報道できるメディアがないことで、民進党の努力と活躍を、国民が知るチャンスが損なわれている現状が本当に歯がゆい。 ■全会一致を目指す女性宮家創設に反対した女性議員  平成29年6月7日の参議院特別委員会では、厳かな空気のなか、退位に関する特例法案について、共産党ふくめ参加した全議員が賛成して起立し、全会一致で可決された。  その後、この可決に続いて 「 女性宮家の創設等 について、皇族方のご年齢からしても先延ばしすることはけいない重要な課題であることに鑑み……」 といった文言を盛り込んだ付帯決議案が読み上げられ、採決の時間になった。当然こちらも全会一致だろうと思いきや、なんとたった一人、反対した人物が現れたのだ。  残念ながら女性宮家の創設については、「全会一致」ではなく、 「多数をもって決議」 となった。     全会一致を目指す決議案の採決で、ひとり反対して着席している有村治子議員  採決時、全議員が起立して賛成するなか、ひと際目立つ、白いスーツを着た女性議員が、着席したまま反対に票を投じている。 自民党の有村治子議員 である。    自身のホームページにもPRチラシにも、子供たちに囲まれた写真を多用する有村議員。妊婦のために「マタニティマーク」を広める活動にも尽力したらしい。過去、安倍内閣のもとで、内閣特命担当大臣として少子化対策や男女共同参画に従事したり、女性活躍担当大臣として……なにをしていたのかはわからないが、なにかをしていたようだ。  記憶に新しいのは、参議院内閣委員会で質問に立ち、NHKの「スクランブル発進が過去最多」というニュースに使われた映像について、 「中国国旗が日の丸の上に配置されていた!」 と言い出した件だ。    その時は、いろんなネトウヨがいるもんだなあと思って眺めていたが、これがやっぱり強固な男系カルト信者だったのだ。  有村氏は、特例法案に関する特別委員会の次席理事をつとめていたが、女性宮家の創設を盛り込む付帯決議案が現実化した直後、辞任。その理由として発表した文書がひどいのなんの。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!