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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信お疲れ様です!ありがとうございます!

「ゴー宣」読みました。
ネットを使えない老年層の中の劣化保守達と、ニュースと言えば専ら「まとめサイト」等から情報を得ているネトウヨ達の主張が殆ど同じというのは、
こうして改めて見ると何ともおかしなものです。
ネット民は老年層に対して「老害」という侮蔑の言葉を吐いていますが、自分達が敵視・蔑視していた老年層の劣化保守達と自分達の中身が殆ど同じだったとは。

まさにどちらも「ブラジル勝ち組」の人達とそっくり同じような状況ですね。

しかし、安倍晋三みたいなオッサン信奉して何が楽しいんでしょうかね。
オウム真理教が麻原みたいな汚いヒゲオヤジ信奉してたのと大して変わりませんね。

たぶん、劣化保守論壇誌の読者のじいさん達や、まとめサイト見てる匿名ネトウヨ達は、
安倍政権が終わっても手のひら返すかダンマリ決め込むか、無責任に変わらぬ態度で放言するだけな気がしますが、
保守論壇誌の編集長や執筆者は、名前出してますし、書いていることが残っていきますからね。
手のひら返したら返したで、そういう人物なのか、と常識ある読者には判断される筈です。

まとめサイトだって、匿名の人達のネット書き込みをまとめていようが、
それをまとめて記事にして流布させて商売をしているのですし、
実際、名誉棄損などで訴えられたまとめサイトも幾つかあったと記憶しています。

言いっぱなしで済まされるなんてことはありません。
明治の日本を作って来た男達は、それこそ文字通り言論に「命」を賭けてきた訳ですが、
現在の屁のような放言でも、一度世に出て、それなりの影響力を持てば、
それ相応の責任が生じてくるのは当然だと思います。

しかし花田紀凱氏は「WiLL」の版元の社長と喧嘩して新雑誌を立ち上げたということですが、
新雑誌に「「WiLL」と違うものを打ち出していく」ということはなかったのですね。
カッコ悪いですね。全然ロックじゃないです。

「トンデモ見聞録」読みました。
人気歌手や作曲家、有名人などの住所や電話番号が普通に雑誌に載っている、ということなら、
昭和40年代以降、昭和50年代でも普通にありましたね。
私が20代の頃に愛読していた雑誌の読者投稿欄でも、普通に読者の住所が載ってました。
私は今48なので、四半世紀前くらいですかね。平成初期くらいです。

しかし今の世では、私もそうですが、多くの人は泉美先生のような感覚が普通にあるのではないでしょうかね。
宅配業者の方々の苦労も勿論分かりますが、それとは別に、見ず知らずの人に個人情報を握られることほど怖いことはありません。

しかし「居留守使いながら倒閣運動ですか?」は笑ってしまいました。
笑かそうと思って言ってるよね?え?違うの?と言いたくなるくらいの素っ頓狂すぎる発言です。

そう言えば「若い人たちは民主党政権の末期と、それ以後の安倍政権しか知らない」ということがありましたが、
それどころか、今の安倍政権しか知らない子供たちの世代では、ネットの信用度は下がって行っているというのは興味深い記事です。

私の周りにはネットを頻繁に利用している人が多いです。
大体、私と同じくらいの40~50代、その上の世代の50代半ばくらい、私より若い20~30代、
実際にニュースの情報源は新聞やテレビではなくネット、という人が多くて、
普通にお子さんやお孫さんがいるような人でもそういう感じです。
会社では新聞を読む、という人はまだマシな方でしょうか(産経新聞だったらアカンですが)
中には仕事が長時間拘束されて大変な人もいて、ネットのニュースを昼休みにスマホで見て、仕事終わって帰ってきたら酒飲んでそのまま寝て、
翌朝また仕事へ・・・というサイクルの人もいます。新聞読む気力がないそうです。ネットだとちゃちゃっと見れるから、ということでした。

そうしてネットで検索したニュース辿って、ネトウヨのまとめサイトを愛読してたりするので、もう何ともはやです。
まとめサイトまでは見てない人でも、何となくネットで作られた論調にいつの間にか染まっている人もいるようで。
「人は見たいものしか見たくない」「信じたいものしか信じない」ところもあるのなら、
元からそういう向きがあるということになりますが。

産経新聞は、ネトウヨ情報が欲しいけどネット見れない老年層の読者に一生懸命サービスしてるつもりなんでしょうかね。
まとめサイトをプリントアウトして配っちゃった方がいいんじゃない?と思えそうな崩壊っぷりですね。
せめて新聞らしいところを見せる意地はないのでしょうかね。
No.16
81ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第234号 2017.8.1発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…安倍晋三の「今年の1月20日まで加計学園が獣医学部の新設を申請していたことを知らなかった」という発言は、常識さえあれば誰だって嘘だと見抜けるようなものだ。安倍の嘘など子供でもわかる。というより、子供こそ容赦なく「王様は裸だ!」と見破るものだ。ところが、それでも「王様は立派な服を着ていらっしゃる!」と叫び続けている者たちがいる。なぜそこまで安倍政権なんかが大切だと思うのか?彼らは安倍政権に何を望んでいるのか? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…ネトウヨの劣化がひどい。もともとひどかったと思うが、この数カ月の間に格段に病気が進行して、カチカチに硬直、石灰化してしまったように思う。とにかく人のことが理解できない。世の中のことが見えていない。ネットに書いてあることだけがこの世の真実だと思い込んでいる。そして、極端に短絡的。それに同調し仲良く劣化&石灰化しているのが産経新聞だ。ネトウヨと産経新聞、その“ヤバイ”言説を徹底添削! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!再審請求中の死刑執行をどう思う?朝鮮高校の授業料無償化はアリ?メガネを選ぶポイントは?人生が変わったと感じた瞬間は、いつ、どんな事?ウナギが絶滅!?救う方法は?「家事ダメ女子」は許せる?失恋はどうやって乗り越える?CG技術の向上をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第239回「安倍なきあとが見えない人たち」 2. しゃべらせてクリ!・第192回「しぎゃびー!ドタマかち割らんでクリ!ぽっくん正気ぶぁい!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第43回「石灰化した産経新聞とネトウヨたち」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第239回「安倍なきあとが見えない人たち」  常識さえあれば、誰だって嘘は見抜けるものだ。  安倍晋三が今年の1月20日まで、加計学園が獣医学部の新設を申請していたことを知らなかったなんて、嘘と思わない方がどうかしている。  安倍は単にお友達に利益供与するために行政を歪めたのであり、釈明の発言は全部嘘だということは、見え見えのバレバレだ。  時浦のツイッターには、こんな報告が来ている。   今日、小学生相手にインプリ(※)をやったんですが、休憩時間に親子のこんな会話が聞こえました。 「こら、嘘言っちゃダメ」 「総理大臣は、いっつも嘘言っとるよ」  これに大きなショックを受けました。  サイコパス安倍は子供に悪影響を与えてます。(T・ハクスリーさん) (※インプリ=インタープリテーション。自然公園やミュージアムなどで行う体験型教育活動)  安倍の嘘など、子供でもわかる。というより、子供こそ容赦なく「王様は裸だ!」と見破るものだ。  ところが、それでも 「王様は立派な服を着ていらっしゃる!」 と叫び続けている者たちがいる。  例えば、先週7月26日に発売された月刊WiLL9月号は 「総力特集『加計学園』問題 ウソを吠えたてたメディアの群」 と題して、以下のような記事をずらっと並べている。 ■百田尚樹×阿比留瑠比『落ちるところまで落ちた朝日新聞』 ■藤井厳喜×髙山正之『朝日こそ言論の暴力だ』 ■長谷川幸洋『なぜフェイクニュースが生まれるのか』 ■屋山太郎×潮匡人『怪しいのは安倍でなく石破!?』 ■長谷川煕×烏賀陽弘道『「日本会議黒幕」も「安倍政権 言論弾圧」も フェイク報道』 ■長谷川煕『「加計」問題もフェイクでした』 ■八幡和郎『前川喜平氏の論理は時代の遺物』 ■山本順三『「加計ありき」とは笑止千万』 [附]加戸守行『歪められた行政が正された』 ■百田尚樹×古田博司『韓国化する日本 ここまで平然とウソをつくか』  一方、同日発売の「月刊Hanada」は、 「総力大特集 常軌を逸した『安倍叩き』」 と題して、以下のラインナップだ。 ■小川榮太郎『加計学園の“主犯”は石破茂』 ■阿比留瑠比『朝日新聞は「発狂状態」だ』 ■長谷川幸洋『言論弾圧は左翼の専売特許』 ■百田尚樹×有本香『「安倍潰し報道」は犯罪だ!』 ■高村正彦『日本を託せるのは安倍晋三しかいない』 ■鈴木宗男『都議選惨敗は、自民党の追い風に』 ■加藤清隆×末延吉正『ワイドショーの作り方、教えます』  執筆者もかなりかぶっているし、どっちがどっちの記事だか、全く見分けがつかない。 「WiLL」の創刊編集長・花田紀凱は版元・ワック出版のワンマン社長と喧嘩になって11年間務めた編集長を解任され、編集部員全員を引き連れて退社。飛鳥新社で昨年、「WiLL」にそっくりな新雑誌「Hanada」を創刊した。  そんな因縁がある以上、「Hanada」は意地でも少しは「WiLL」とは違いを出すかと思ったのだが、全く一緒で区別がつかないものになっているのだから、みっともないことこの上ない。  なお編集部員が全員辞めた「WiLL」は、一時は発行が困難かとも囁かれたが、何の支障もなく継続している。要するにネトウヨ雑誌など誰にでも作れるのだ。そして誰が作ろうと、ネトウヨ情報が欲しいのにネットを使えず、金は持ってる年寄りがまだ生きているから、そこそこ売れるのだ。  それにしても、両誌そろって 「安倍ちゃんは悪くない! 悪いのは朝日新聞だ!石破茂だ!前川喜平だ!これは全部フェイクニュースだ、マスゴミの陰謀だ―――!!」 の大合唱なのだから呆れる。  あまりにも世間の常識から逸脱している。まるで『新戦争論』で描いた 「ブラジル勝ち組」 みたいだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!