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ヤスさん のコメント

ずっと前に読んだ本なので恐縮ですが、政権と司法の癒着については元裁判官の瀬木比呂志氏、ジャーナリストの清水潔氏(この人、本当に凄い人です)の共著である『裁判所の正体』にその詳細が書かれてありました。司法の救われない内実がわかる良書でしたので、興味のあるかたはご一読ください。

ネトウヨのビジネス化には笑ってしまいました。実態だけではなく感情すらも失くしていたのですね。彼らはなんのために生きているのでしょうか。一度、純粋だった自分の子供時代を思い出したほうがいいのかもしれません。数年後にはより「優秀」で「便利」でコストのかからないAIに取って代えられるのだから、国家のことより自分のおまんまの心配をしたほうがよいでしょう。
No.49
86ヶ月前
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第241号 2017.9.26発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…山尾志桜里議員の不倫疑惑スキャンダルに対して、未だにバッシングが収まらない。そしてその際に、必ず言われるのが「説明責任を果たしていない」だ。誰も彼もが「説明責任」を錦の御旗のように掲げ、説明責任を果たさざる者人間に非ずとでも言いかねない勢いだが、説明責任が求められる類の話か否かは、物事によってまったく違う!政治家の不倫スキャンダルは?森友・加計学園疑惑は?パワハラ問題はどうなのか?そもそも民主主義において「説明責任」とは絶対条件、絶対正義なのか? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…ジャーナリスト志望の詩織さん(28)が、当時TBS記者で“安倍首相とかなり近い”ジャーナリストでもある山口敬之氏に強姦された事件。『準強姦罪容疑』逮捕状が発布されたにも拘わらず、逮捕直前になって理由もわからぬまま逮捕中止、その後、山口氏は書類送検され不起訴処分となった。詩織さんは記者会見を行い、今年5月に検察審査会への不服申し立てを行ったが、先週、東京第六検察審査会が下した結論は「不起訴相当」。果たして検察審査会の議決は正当なものなのか?そもそも検察審査会とは信用に足るものなのか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!日本の司法が、真に司法としての役割を果たすには何が必要?若き日のよしりんはギターでどんな曲を弾いていたの?自分で作詞作曲した曲はある?北朝鮮問題を議論することと解散総選挙、どっちを優先すべき?「おはぎ」は主食?おかず?デザート?芸人がコメンテーターになることをどう思う?小池新党へ合流する元自民党議員はアリ?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第246回「『説明責任』を錦の御旗にするな!」 2. しゃべらせてクリ!・第199回「燃える闘魂!戦いのワンダーランドぶぁい!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第50回「なぜ? 準強姦もみ消し疑惑が『不起訴相当』」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第246回「『説明責任』を錦の御旗にするな!」  山尾志桜里議員の不倫疑惑スキャンダルに対して、未だにバッシングが収まらない。  そしてその際に、必ず言われるのが「説明責任を果たしていない」だ。  しかし、山尾氏は「不倫はしていない」と言っているのだ。本人が「していない」ことを、それ以上どう説明しろと言うのだろうか?    立証責任は「している」と主張した側にある。 そして山尾氏が不倫をしたという決定的な証拠は、未だに誰も出せていないのだ。週刊文春も細野豪志の「路チュー」や今井絵理子の「手つなぎ」のような決定的写真を一枚も撮ってない。  山尾氏に 「説明責任を果たせ」 と言っている連中は、要するに 「やったんだろ? やったと言わないと、説明責任を果たしたとは認めないぞ。どういうふうにやったんだ? 説明責任果たせよ!」 …と言っているのである。  下司の極みでしかない暴言を、「説明責任」という言葉でごまかしているだけなのだ。   それに対して、森友・加計学園疑惑で「説明責任」が問われるのは当然である。  辛坊治郎などは「加計問題」は「フェイクニュース」であり、何の問題もないと言っているようだが、すっかり安倍政権の太鼓持ちになり果てて、常識的な思考力も失ってしまったらしい。   これは巨額の公金が投じられる問題である。 我々の税金も投じられるし、今治市は総額37億円相当の建設予定地の無償譲渡と、最大96億円の建設補助金支給、合計133億円もの補助を決めている。それならば、その支出が妥当かどうか、国民に対して十分納得のいく説明が必要なのは当然である。  その際には本当に獣医学部の新設が必要なのか、本当に今治市の地域振興の役に立つのかという説明責任も絶対に果たされなければならない。   これは完全に公的な問題であり、全くやましいことがないのなら官僚が資料を隠さず、判断材料を全部テーブルの上に並べればいい。  その上で、安倍が自分のお友達に便宜を図るために行政を歪めたのではなく、全く正当な手続きに則っており、税金の無駄遣いにもならないと、説明責任を果たして見せればいいだけのことだ。   とにかく税金の無駄遣いをしてほしくないという公的な問題なのだから、説明責任は必要不可欠である。   一方、豊田真由子議員のパワハラの場合は、説明責任が求められる類の話ではない。当事者間で裁判でもして調停すればいいことだ。  実際、暴行に関しては元秘書が埼玉県警に被害届を出しており、捜査が進められているところだ。あとは、選挙で有権者が判断すれば済む問題だ。   ただし、社会的にもパワハラがまかり通っているという問題があるから、それは許されないのだと啓蒙する意味では、あの暴言の音声を暴露したのは公的意義のあることだったと言える。  だが、それならば他の議員も追及しなければならない。実際にあんなことをやっている議員は、他にもいくらでもいるはずだ。   パワハラ議員を全部暴露させて、パワハラがまかり通っている体質を改めることこそが一番肝心なのであり、豊田だけを責めても意味がない。  問題の本質に踏み込まず、豊田だけを槍玉に上げるのはただのリンチである。 今の大衆はただひたすら、リンチしたいという欲求のみを増大させている。これは民主主義の病いが露骨に表出した大問題だ。  あらためて山尾志桜里議員の場合に戻るが、これは全く私的な問題だ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!