早雲さん のコメント
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第243号 2017.10.10発行 「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…10月8日(日)の東京新聞に、20代若者の1カ月の外出回数が、70代高齢者を下回るという記事が載っていた。民間の広告代理店が今年3月に実施したこの調査結果を見ると、若者世代がとにかく「自宅にいることを好む」実態が浮き彫りになっていた。このレポートでは「スマホ」が原因だと結論づけられていたが、果たしてそれは若者の現実を正しく分析できているだろうか?
※「ゴーマニズム宣言」…いよいよ衆院選は公示された。あまりにも解散から公示までの間の変化が目まぐるしすぎたが、わしとしては、この選挙の焦点はただ一つだと思っている。安倍政権が退陣する結果になるかどうかだ。一時の小池百合子人気もかなり失速し、結局は自公が「漁夫の利」を得ることになる…という予想もある。小池百合子に対する評価を、ライジング読者だけにこっそり教えよう。
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!新しいNHK連ドラ「わろてんか」はどう?「意識高い系」という言葉は茶々松くん?お酒では何が一番好き?今の北朝鮮問題を見ると、日本の安定はやはり憲法9条によるとも考えられるのでは?心に残っているアニメソングは?小池百合子は首相の椅子を諦めていない?仕事とプライベート、オンとオフを完全に切り替えることは可能?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第52回「スマホとメディアとフェイクニュース」
2. しゃべらせてクリ!・第201回「秋深し、おでん味わう季節ぶぁい!の巻〈前編〉」
3. ゴーマニズム宣言・第248回「わしの小池百合子の評価をこっそり教える」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
第52回「スマホとメディアとフェイクニュース」 10月8日(日)の東京新聞に、 20代若者の1カ月の外出回数が、70代高齢者を下回る という記事が載っていた。民間の広告代理店が今年3月に実施した調査だが、家から出かける内容について、通勤・買い物・外食・美容・娯楽・通院など18項目に分類し、その頻度を算出したところ、全年代の1カ月の平均は43.6回。
年代別では、30代が一番活発で49.1回。70代が40.8回だったが、なんとこの調査のなかで一番若い世代である20代は70代を3.5ポイントも下回る37.3回であった。
ジェイアール東日本企画「Move実態調査2017」レポートより
http://www.jeki.co.jp/info/files/upload/20170928/170928hpMDL1.pdf
既婚者は子供がいたりして、育児や学校、病院など自分以外のことで出かける用事も増えたりするから、未婚・離別者よりすこし多いのだろうとすぐに察しがつくが、リタイアした70代よりも、20代のほうが顕著に少ないというのはどういうことなのか?
調査結果を見ると、若者世代がとにかく「自宅にいることを好む」実態が浮き彫りになっていた。
同レポートより。若者ほど「ひきこもり傾向」が高い。
若ければ若いほど「外出しないでよいならなるべく家にいたい」「家にいるのが好き」「自分はどちらかというと“ひきこもり”だと思う」という意識が高まり、 20代の3人に1人が「一日中ずっと家の中で過ごせるほうだ」と回答 している。また、20代の70%以上が「趣味はインドア派」と答えているが、対照的に、70代は全年代のなかでもっともアウトドア率が高かった。
私もアウトドアは虫に噛まれたり足首をひねったりするので苦手で、外出せずに済むならずっと部屋でなにか書くか読むかしていたいタイプだから20代に近いんです、とか思ってしまうが、それはあくまでも私の趣味嗜好と仕事柄の問題。
このレポートによると、どうやら20代の自宅好きは「スマホ」が原因だと結論付けられていた。
「スマホネイティブの若者は“家好き”傾向。世代が増えて、SNSやネットショッピングなどが浸透したことにより、あらゆることが自宅にいながらにして行なえるようになったことが移動減に拍車をかけている」 と。
●スマホ持っても出掛けたいやろ?
この調査の結論はなんだか腑に落ちない。
スマホがあるから“家好き”だというのは、モノが広告代理店の調査だけに、ネットビジネス向けの展開願望が入り込んで、あまりにも浅薄に結びつけすぎているように感じるのだ。
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
連日の雨、嫌になりますね。今年はこっちの雨の方が梅雨らしいとすら言えます。
今回の選挙、俺としては自民、公明、日本維新の3党を除く他党が全て、強行採決や学園問題を痛烈に批判してほしかったです。「民主主義の破壊行為をやった政党が、よく日本で選挙活動を行えるものだ」と思いました。
なぜか日本維新が希望の党と組み、自民党と公明党、立憲民進党と共産党、社民党と3つの勢力になってしまいました。
自分はこういう構図を見ると、反吐が出ます。
政治家は国民の生活の安定を基本として、各政党の考えに多少誤差はあれど、ここまで明確に3勢力になってしまうのが到底理解できません。
今は演説も本格化していますが、安倍首相が演説しているのには驚きました。
学園問題の納得のいく説明なく公約を掲げている…、恥を知らない以外の言葉が見当たりません。
よく国民の前に出てこれたものだ…。自民党としてはマイナスアピールしている気がするのです。
ここで自分が最近、影響を受けたやり取りを紹介します。
「彼は私を愛していると言ってくれたのに…」
「本当に愛しているなら行動で示すものだ。口先では何でも言える」
男に裏切られて落ち込んでいる女に、老婆が励ましているワンシーンですがグッときました。
これは政治家にも同じ事が言えるでしょう。
言葉だけじゃなく実行してほしい。実行と言っても強行するのではなく議論をして前に進んでほしい。議論をするなら皇位継承問題の男系主義だけを集める異様な議論ではなく、賛成反対の幅広い意見を求めて政策に取り組んでほしいものです。
天皇陛下も安倍にはキレて、朝敵にしてしまってもいいでしょう。
物凄い無礼な言い方をしてますが、大半の国民は別に男系のこだわりなど持っていない。女系天皇で全然構わないのです。
NHKも毎回、首相の支持率の調査するなら、皇位継承問題の調査でもして「男系、あるいは女系容認」で回答結果を出してもいいでしょう。
それから誰にでも試練という人生の困難に出会うものだし、臨機応変の対応をしない事にはその問題に対応できないものです。それは天皇陛下も例外ではないのだと思います。
むしろ、天皇陛下が怒った方が安倍も男系主義派も引っ込んで、皇位継承問題が早く片付くのではと思えてならないです。
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