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トロツキスト?さん のコメント

連投済みません。

「天皇陛下の退位に関する特措法」・関係の話。

NHKによると、
内閣法制局が、特例法の成立を受け、国会審議・法案審査の際に使う、政府見解・参考答弁を整理した「憲法関係答弁例集」を、10月に改訂した様ですね。

「天皇の退位は法整備によって可能になり得る」とする一方、「天皇の意思に基づく退位は慎重な検討が必要だとする見解」を追記したと。

具体的には、「天皇の意思に基づく退位は、象徴天皇制のもとでふさわしいか、『天皇は国政に関する権能を有しない』とする憲法4条の規定に抵触しないかなどを十分に検討する必要がある」として、慎重な検討が必要だという見解の様子。


…何か自分は良く判らないですが、読売新聞では、
「退位の制度化は、「十分、慎重に検討する必要がある」との見方を示している。」と書いています。…自社の読者層を満足させるだけのものなら良いですが。


…退位に関する特措法は、実質的に将来への恒久法になり得る扱いが出来たと理解しています。今回は、ただ単にそれを整理しただけですかね。
それとも、「今上陛下だけの特例が基本」で、「将来へはハードルを上げる」つもりですかね。
いやどうも、穿った見方をしてしまい恐縮です(汗)。


◆【天皇退位の特例法成立で答弁例集を改訂 内閣法制局】:NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171103/k10011209151000.html

◆【退位制度化に慎重見解…天皇制の「憲法解釈集」】:読売ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000304/20171103-OYT1T50018.html
No.297
78ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第245号 2017.10.24発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今回の衆議院選挙での立憲民主党の躍進は喜ばしい。しかし、「立憲民主党=護憲政党」「リベラル=護憲」という誤解は未だに多くの国民が抱いている。有事を一切想定せず、9条を護っていれば平和になると思っている「お花畑」の人だと思われては信頼を失うだけである。躍進した今だからこそ、立憲民主党に警告する! ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…「自公大勝300議席超」「安倍晋三首相の5年近くにわたる政権運営が信任され」「首相の強運生かすとき」「つくづく安倍晋三首相は強運の持ち主だ」…平成29年10月23日(月)の産経新聞朝刊におどる言葉だ。権力共謀の第一人者である産経新聞に散見される、目を疑うような記事とは!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!立憲民主党ができた点においては、小池&前原も役に立ったといえる?組織の中で発言権・信頼を得るために、時には組織の論理に従うことも必要?お酒に飲まれてしまった経験はある?もし女性に生まれていたら?今秋の新ドラマで注目している作品は?個人献金って意義ある?女人禁制の島である沖ノ島が世界遺産になるのは矛盾しているのでは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第250回「立憲民主党への警告」 2. しゃべらせてクリ!・第203回「必勝!ぽっくんの選挙演説大作戦ぶぁい!の巻の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第54回「権力共謀の第一人者・産経新聞を読む」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第250回「立憲民主党への警告」  選挙戦の最中、辻元清美が街頭で支持者に対して 「やっぱり9条は守らないとね!」 とか言っている場面をテレビで見たが、あれは「あちゃちゃ~~~」と思った。  テレビの側も、立憲民主党は護憲政党だという思い込みがあるからそういう発言を切り取って使うわけだが、こういうことが繰り返されれば 「リベラル=護憲」「立憲民主=護憲」 という誤解が定着してしまう。  こんなイメージを広げてはいけない。 あくまでも、立憲民主党は辻元のような護憲派ばかりではなく、改憲派のわしが応援演説をするような、保守の部分もあるという印象をつけておかなければならない。  もちろん枝野代表も、そのためにわしを応援演説に使ったのだろう。  そもそも北朝鮮情勢が緊迫しているとか言ってる状況の中で、呑気に選挙なんかやっていられたのは、いざとなったら自衛隊の指揮権が全部米軍に委託されることになっているからだ。   北朝鮮有事の際にどうするかは、どうせ米軍が決めること。日本は何も考えなくてもいいから、遊んでいられるのだ。   これは、誰が政権を取っても同じことだ。それなのに、有事の場合には安倍晋三が首相じゃないといけないかのような雰囲気が作られてしまっている。  福島第一原発事故の際の民主党政権の対応がまずかったから、そんな観念が出来上がってしまったのだが、もしあの当時自民党政権だったとしても、やはり大混乱になっただけのはずだ。あの時は、誰がやったって同じだったのである。  北朝鮮有事でも同じことで、誰が首相だってダメに決まっている。今度は特に、 有事になれば米軍の指揮下に入ってしまうことが決まっているのだから、日本の首相なんか、いてもいなくてもどうでもいいのである。  それなのにみんな勘違いして、本当は何もできやしないのに、有事を考えればやっぱりタカ派の安倍の方がいいだろうというイメージだけで、自民党に票を入れてしまうのだ。  今回の自民圧勝には、そういう隠れた構図も存在している。  週刊現代10月14・21日号に、米軍が北朝鮮を空爆した場合、北朝鮮の報復攻撃の対象は、日本に対してはまず米軍横須賀基地、次に北朝鮮を攻撃した米軍基地、そしてその次が「日本海側に広がる原発」だと語る、朝鮮労働党幹部の話とされる記事が載った。  10月17日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」ではこの記事を基に、実際に北朝鮮が原発を攻撃した場合、どの程度の脅威があるのかという話題を取り上げた。  日本海側には9カ所25基の原発があり、そのうち福井県の高浜原発2基が稼働中である。  番組では、元防衛相・森本敏の 「原発の炉の中は大丈夫だと思います。ミサイル攻撃は炉の中を破壊することは出来ないのです」 というコメントを紹介。  さらにスタジオでは元自衛艦隊司令官・香田洋二が森本のコメントを補足し、北朝鮮が日本を攻撃するとしたらおそらくノドンミサイルを使うだろうが、ノドンの精度は誤差1キロ以上あるので、原発を狙って撃つのには無理があるし、原発の建物は対爆弾構造になっているので、通常弾頭ならある程度の直撃を受けても、原子炉に被害は及ばない設計になっていると説明した。  ところがこれに対してコメンテーターの玉川徹が、 実際に原子炉の設計をしていた元ジェネラル・エレクトリック社の佐藤暁に取材したところ、原発を作った時点では、もともとミサイル攻撃など想定しておらず、直撃したらもうダメだという回答だった と発言すると、香田はしどろもどろになっていた。  わしも、森本や香田の話は信用できないと思う。若狭湾には数十キロの範囲に14基もの原発が密集している。北朝鮮はノドンミサイルなら大量に保有しているから、これを何発も若狭湾岸に打ち込めば、多少誤差があってもどれかは原発に当たるだろう。そして、原子炉がミサイル攻撃を受けても無傷で済むとは思えない。  稼働中の原子炉が破壊されると、ヨウ素、キセノン、クリプトンといった放射性物質を含むガスが流出し、人体にとっては命にかかわる影響が出る。  停止中の原発の場合は、ガスは出てこないものの、セシウムなどの放射性物質が出て来てゆっくり周囲が汚染される。  また、さらに懸念されるのは電磁パルス攻撃だ。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!