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焙煎珈琲さん のコメント

今週もとてもドタバタしている中と思いますが
配信ありがとうございます。

今年自分も突然刃物を持って見知らぬ人を刺し、
バットを持って無差別に人を殴る人にでくわしました。
その男も何のつながりもなく数か月前に近所に住み始めていたそうです。
彼も何の共同体も持っていなかったでしょう。
無職だったというしなぜそこに引っ越せたのかも謎なのですが。
共同体から切り離されたケモノ以下の生き物。
ほとほと恐ろしいものと痛感します。

それにしてもなぜ被害者はこうも危機意識が無いのでしょう。
自分の時も左腕から血を流していて、
目つきがあきらかにおかしい男が前から歩いてきてるというのに
「ふざけているのかと思った」
と無防備に脇を自転車ですり抜けようとしてバットで殴られたのです。
40代後半の男性なのですが前歯6本を折られました。

名前も知らない男の家に無防備で訪ねていくなんて・・・
自分は絶対大丈夫だ、事件になんか会わないとでも思っているのか?
こういう危機意識の低さも共同体の崩壊によるものなのでしょうか。
24時間コンビニに明かりがついていて
塾だなんだと小学生が夜9時頃でも夜道を歩いている・・・
夜と闇の怖さをもう少し感じてほしいです。
No.21
85ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2017.11.14) 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第252回「帰属なき個は獣以下である」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第56回「“エアビー”で大阪、民泊してみた」 第252回「帰属なき個は獣以下である」  神奈川県座間市で、わずか2か月ほどの間に9人が殺害されるという事件が起きた。  被害者は、行方不明になった交際相手を探していて事件に巻き込まれた男性一人を除き、全員が10代・20代の女性で、容疑者の白石隆浩という27歳の男は、自殺願望を持つ女性とツイッターでコンタクトを取り、自宅に呼び寄せては殺していた。  ツイッターのアカウント名で呼び合っていたため相手の本名すら知らず、どうせ死にたい奴なんだからと、罪悪感もなく犯行に及んだのだろう。  白石は次々に餌食にする女性をツイッターで漁っては、本当は自分には死ぬ気などさらさらないのに「一緒に死のう」などとダイレクトメールを送って気を引き、呼び出して犯して殺し、金目のものは全て奪い、遺体を浴室でバラバラにして、骨から肉をそぎ落とし、生首をクーラーボックスに入れて保存していた。証拠隠滅のために遺体をバラバラにしたのなら、こんなことはしないものなので、死体愛好的な異常性欲の可能性もあるらしい。  それにしても今の日本には、ツイッターでやり取りしただけでどこの誰ともわからない、名前も知らない男の家に訪ねて行くような無防備な女子がものすごくいっぱいいるようだ。だからたった2か月で、8人もが餌食にされてしまったのだろう。   白石は家族とも絶縁状態、職は転々として定着せず、居住していたアパートの近隣でも交友関係はほとんどなく、全く社会から孤立しており、今年6月頃には「生きていても意味が無い」などと漏らしていたという。  わしは『戦争論』などでいつも、 「個人」とは社会のヨコ軸と歴史のタテ軸の交差するところに形成される と説いている。  社会のヨコ軸である共同体に一切帰属意識がなく、歴史のタテ軸など意識することもなく、何にも縛られていない一個人というものがあるとすれば、それこそが白石隆浩なのだ。  一切の帰属から解き放たれた個人は、性欲だけのケモノになる。  いや、そう言ってはケモノに失礼だ。  ケモノは本能のルールから外れた行動はしない。異常性欲のために仲間を無駄に殺すなんてことはやらないのだ。   ヒトは本能が壊れたサルだから、帰属による縛りがなくなったら、ケモノ以下の醜悪な生き物になってしまうのである。  幼女4人を連続誘拐・殺害して平成元年(1989)に逮捕され、平成20年(2008)死刑執行された 宮崎勤も、家族や職場などに一切の帰属意識を持っていなかった。  唯一、心を通わせていたのが祖父だったが、その祖父が死んで、3か月後には最初の犯行に及んでいる。   祖父が死んで社会のヨコ軸からも、歴史のタテ軸からも、全ての属性から切り離され、後には性欲しか残らなかったわけだ。  しかも、まともな社会から切り離されていたために大人の女性には相手にされず、性欲の対象が幼女だけになってしまった。それも、当然ながら幼女にも拒否されるから、拉致した途端に殺害するということを繰り返したのだ。  逮捕されると、取り調べの刑事が真面目に自分の言うことを聞いてくれるから、宮崎にとってこれが唯一の人間関係となった。 それで普通なら黙秘するところを、刑事との属性を感じたがために、あっさりと洗いざらい自白したのだった。  人は何にも縛られない一個人になったら、ケモノ以下にまで堕ちる。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!