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memetaa2さん のコメント

はじめまして、memetaa2という者です。
以後よろしくお願いします。

毎回ライジングを楽しく読ませてもらっています。
ライジングに限ったことではありませんが、小林先生の作品の「楽しさ」とは、
自分の知らなかった世の中の事を知ることができたり、小林先生自身の他の人とは違った
ものの考え方を知ることができるという事の他に、「ギャグ」、「ユーモア」があると思います。
今回のライジングだと「反焼肉デモ」がそうですね。これを見た瞬間、私を含めた多くの人が
「くだらねー」と笑ったでしょう。でも、このおかげでネトウヨの行動もくだらねーということが
容易に理解できるので、読者としては理解と笑いを同時に得られて有難いです。

ここから先はゴー宣読者だけでなく、世の中に自分の考えを発信しようとする人たち
全般に言えることだと思うのですが、ギャグやユーモアというのは「思考の柔軟さ」、
「相手に対するサービス精神」が必要であり、これが無い人は例え自分が間違っても考えを改めることができなかったり、相手を思いやることを言ってくれない傾向にあるように見えます。
また、小林先生が過去に「ギャグは常識が分かっていなければできない」と言ったように、
「一般の多くの人はどう思っているのか」というのを考慮に入れることができないんじゃないでしょうか。

みんながみんなギャグ作家やお笑い芸人になる必要はありませんし,それらの人がみんなマトモとも限りませんが、
小林先生の作品の読むと「自分の考えを他人に理解してもらうにはどうしたらいいか」、
「公のために発言するというのはどういうことなのか」というのが学べると感じます。


初めての投稿にもかかわらず長文失礼しました。ではまた。
No.56
139ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第11号 2012.10.30発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・ 小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、 AKB48ブームから現代社会を掘り下げる(本当は新参ヲタの応援記!?) 「今週のAKB48」、よしりんの愛用品を紹介していく「今週の一品」、 漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと 紹介する「よしりん漫画宝庫」、『おぼっちゃまくん』があなたの 人生相談に真剣回答!「おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに 生きるぶぁい~」、読者との「Q&Aコーナー」、秘書による よしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。 (毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※もはや「行動」や「運動」「革命」という言葉は「保守」のものに  なったのか!?今週の「ゴー宣」では、「行動するネトウヨ」と  蜜月関係になった自民党の実態を暴く!! ※「今週のAKB48」は、よしりんからAKB48運営への切実な嘆願書!? ※今週号も絶好調!珍妙な回答から、思わず呻るような深い(!?)  回答まで!爆笑必至の「おぼっちゃまくん人生相談」を見逃すな! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第13回「安倍自民党はネトウヨと寝とうよ!」 2. 今週の一品・10品目「朝食・その2」 3. 今週のAKB48・第12回「ギターコード付きの歌本がない!」 4. おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに生きるぶぁい~   第25悶~第30悶 5. よしりん漫画宝庫・第11回「『タコちゃんザ・グレーテスト』②   ヒーローパロディに隠された人間の性」 6. Q&Aコーナー 7. 今週のよしりん・第11回「待てない男」 8. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 9. 読者から寄せられた感想・ご要望など 10. 編集後記 第13回「安倍自民党はネトウヨと寝とうよ!」  わしが『ゴーマニズム宣言』で慰安婦問題の戦いを始めたのは、 もう16年も前のことだ。  その直後、7社から出版されていた中学歴史教科書全てに慰安婦の記述が 載ることが判明したのを機に「新しい歴史教科書をつくる会」が設立され、 わしも参加した。           あの頃の言論空間はサヨク全体主義というような状態だった。  慰安婦は強制連行の被害者ではないと言えば、 「セカンドレイプ」 だと 非難され、慰安婦問題で日本政府が謝罪する必要はないなどと言おうもの なら、 「レイプ魔の擁護者」 のような極悪人扱いをされ、社会的に抹殺され かねないほどの 「空気のこわばり」 があった。  そんな中、わしも「つくる会」の面々も大変なリスクを抱えながら戦って いたのだが、それに対して八木秀次ら若手の保守知識人は高みの見物を 決め込み、 「慰安婦問題なんて、そんなに大層な問題か?」 と冷笑していた。  わしは 「これを描いたら『右翼』のレッテルを貼られてオシマイになる」 と言われながら『戦争論』を描き、奇跡的なベストセラーとなった。           『戦争論』は個人の購読だけでなく、一家で読まれ、図書館で読まれ、 毎年増刷が続き、親から子へと世代を超えて読み継がれてきたので、16年 経ったら国内の言論状況は一変してしまった。  ところがその後、小泉首相の靖国参拝やら日韓ワールドカップで湧き 上がった嫌韓感情やらで 「保守バブル」 と呼ぶべき現象が起き、 「ネット右翼(ネトウヨ)」 なる連中が出現してきた。  保守系雑誌が過激なタカ派見出しで売れるようになり、ネットで何の リスクもなく極右言論が横行し、まるで左翼団体のようにデモを繰り返す 圧力団体が複数出現し、一般週刊誌までがタカ派主張を特集するように なって、もはや何のリスクもなく誰もが 「慰安婦問題何するものぞ!」 と息巻く「保守バブル」の時代が到来してしまった。  その「保守バブル」を象徴する 「行動する保守」 の現象について、 今回は分析しよう。   
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!