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早雲さん のコメント

配信、ありがとうございます。
日本も末期ですね。この期に及んで、安倍首相や麻生、自民党は責任転嫁を図り「俺は関係ない」と言い張る者こそ、保身主義であり卑怯者だと思います。

結局、上の者が下の者に公文書偽造をやらせて、その人が自殺したのはあまりに痛ましい事です。
その者の方が罪の自覚、国家犯罪の恐ろしさを自覚していたのでしょう。
また、その様な責任を擦り付けられては、たまったものではない思いだったのだと思います。
無論、その人の死を無駄にしない為にも、学園問題を徹底追及して、安倍内閣を終わらせたいところです。

学園問題に時間を取られ過ぎ、国内問題に集中ができないのも問題です。
これ以上、納得いく説明がないなら即刻退陣してほしいものです。正直、時間と金の無駄が大きすぎます。
その責任は、納得のいく説明しない安倍内閣にあるのですから。また、国家レベルの犯罪をしでかして、なお政権続行させるなど国家滅亡に繋がるとしか思えません。

元々、森友学園問題は安倍首相と籠池氏の両夫妻の問題から始まっています。
そして、話題が大きくなり始める頃、籠池氏と昭恵夫人の意見が明らかに食い違っていた事です。
だがそれは、籠池氏が証人喚問をやり抜き、FAX、領収書など、籠池氏の発言を裏付ける資料が出てきて明らかになり、遂に偽証罪に一つも問われなかったという事です。
つまり、籠池氏の発言は嘘ではなかった証明になり、逆に昭恵夫人が怪しいという結果となった。

この時点で、「じゃあ昭恵夫人の発言がおかしいのでは。嘘を言っていたのか?」となるはずです。
自分も、籠池氏が証人喚問をやったのだから、次は昭恵夫人だろうと思っていました。
次は昭恵夫人が、国会に出て説明する番だったはずが、昭恵夫人は安倍首相に匿われて、全く平等な扱いではない事で一先ず終わってしまいました。

ここで、1つの疑問点を書いておきたいのですが、元々は籠池氏と安倍首相の両夫妻は親交があり、写真を一緒に撮ったり、メールアドレスの交換をする仲でした。
つまり、知り合い以上の関係だったと推測できます。

それほどの仲なのに、籠池氏の不当な長期間勾留について、一言も発しないのは不自然ではないでしょうか?
本来の間柄だと、「籠池氏夫妻があまりに可哀想です。早く出してあげてください」となるのが自然です。自分のやっているフェイスブックにでも書けばいい。
だが、今のところそうした籠池氏に対し、憐れむ、悲しむといったメッセージはありません。

友情から互いに憎しみ合い、権力を私的利用して、籠池氏を不当な勾留させた事の方が有力では?と自分ではそう思っています。
籠池氏の長期間勾留について、未だに納得のいく説明がなく、国連からも人質司法と非難される有り様。
籠池氏の長期間勾留は、大阪地検と大阪地裁が行っていたはずです。

今回の公文書偽造と似ているのは、中間組織に悪事を行わせて、それが発覚すればその組織に責任を追わせる。
自分たちは指示していない、責任はないという単純な構図です。
大阪地検と大阪地裁、佐川や財務省が、安倍や森友学園問題、自民党の関与がなければ、行われるはずがなかった事が行われていると見ています。

籠池氏の不当な長期間勾留で誰が私的な感情を発散できるか、今回の公文書偽造がもし達成されていたならば、誰が喜べたか。

昭恵夫人の名前も削除されていたのだから、「またか」と思わざるを得ません。
公文書偽造問題でいくら、財務省だ、佐川だと騒いでも、昭恵夫人の怪しさが払拭される事はない。
本当に何も怪しくないのなら、国会に出て来て説明すればいい。出来れば証人喚問で。
昭恵夫人が納得のいく受け答え、説明を述べて、ようやく疑念が払拭されるのだから、本人にとっても願ったりでしょう。

麻生が本当に調査をする気なら、野党の要望でもある、昭恵夫人の証人喚問が必要不可欠となってきます。

だがもう、麻生も安倍も、地に堕ち過ぎて信頼を回復するというレベルの話ではない。100年かかっても無理です。
悪徳政治家として、名を残していけ。
また信頼回復したいのなら、政権を野党に譲り、失策の償いに汗水流し、死力を尽くして信頼回復に努めればいい。
責任を財務省に押し付けて、どうやって信頼回復できるというのか。

財務省の独断というなら、誰が、何の目的で、無数の公文書がある中で、なぜ森友文書〔加計疑惑も出て来てますが〕だけをピンポイントに偽造したのか。財務省の独断と言うなら、納得のいく説明を言ってからにしてほしい。
誰も信じないかも知れないが…
No.101
81ヶ月前
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(号外 2018.3.13発行) 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第268回「アカデミー賞に見るアメリカの理念の復元」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第72回「森友文書改竄、“忖度”でなく“命令”を問え」 第268回「アカデミー賞に見るアメリカの理念の復元」  今年のアカデミー賞は、作品賞・監督賞など4部門で 『シェイプ・オブ・ウォーター』 が受賞した。  これまでアカデミー賞といえば、「なんで?」と思うような作品が受賞してポカーンとすることが多かった。  例えば昨年の『ムーンライト』にしても、映画そのものに対する評価はともかく、作品賞にしてはあまりにも小粒すぎて、黒人のゲイというマイノリティーを描いた作品だったから、ゲタを履かせて受賞させたのではないかという「偽善」を感じざるを得なかった。  だが、今年の『シェイプ・オブ・ウォーター』は全く納得のいく結果だった。 『シェイプ・オブ・ウォーター』 もマイノリティーの映画で、主人公は唖の女性清掃員だし、周りの人間たちもゲイの画家とか黒人の同僚とか、一見、善意で描かれた映画のような作りにはなっている。  しかしそれが偽善に感じないのは、作品のオリジナリティーが突出していて、ある意味、偽善を凌駕する不気味さに満ち満ちていたからだ。  マイノリティーの女性が、アマゾンの奥地から運ばれてきた半魚人を助けようとする。もちろん、半魚人もマイノリティーの極致としての存在だ。  主人公と半魚人は、言葉は通じないが、心が通い合っている。  ところが心の通わない残忍な白人が、半魚人を軍事目的のために解剖しようとする。  白人は半魚人を人間と思っていないが、唖の女性清掃員にとっては半魚人の方がよっぽど人間的で、言葉が通わないけれども、心が通い合えるのだ。  ……と、こう書くとすごく陳腐な話のようになってしまうのだが、これがあのメキシコからの移民であるギレルモ・デル・トロ監督の映像のスタイルで描かれることで、怪物映画の趣も感じさせるものになっていた。  主演女優のサリー・ホーキンスも、全然美人じゃなく、本当に便所掃除のおばさんみたいなリアルな雰囲気のあるところが見事で、なんと半魚人とセックスするというのはあまりにも悪趣味で、おぞましいほどである。  一方、主演女優賞を受賞した 『スリー・ビルボード』 のフランシス・マクドーマンドが演じた主人公も、全然美人じゃない逞しい生活感のある女だった。  ところがこの女が、周囲の住民たちから嫌がらせを受けても全く意に介せずに堂々と権力と戦っていき、その姿が実に痛快なのだ。 『スリー・ビルボード』は田舎町で孤立していく女性が主人公であり、これもマイノリティーの映画だといえる。  こうして見ると、昨年はマイノリティーの映画が次々に公開され、しかもそれがおそるべき傑作ぞろいだったことに気付く。 『グレイテスト・ショーマン』 は、フリークスばかりを集めてサーカスを始める興行師の話で、これもマイノリティーの団結を描いている。  偽善になりかねないテーマを作品化して、それがしっかり独特の世界とエンターテインメントを兼ね備えつつ、非常に芸術性の高い映画に仕上がっており、すごく楽しかった。 『デトロイト』 も、白人の黒人に対する差別心と、その裏返しの恐怖心によって起こされた、警官による暴行殺人事件を描いており、まさにマイノリティーの問題を真正面から扱った映画である。 『グレイテスト・ショーマン』は挿入歌が歌曲賞にノミネートされただけで受賞を逃し、『デトロイト』に至ってはノミネートすら一切なかった。この結果、特に『グレイテスト・ショーマン』については、わしは不満である。 『ゲット・アウト』 もまた黒人に対する恐るべき白人の差別心を、恐怖映画の域まで高めてリアリティーを崩さない見事な作品だった。  この1年間、映画の醍醐味を満喫できる傑作が続出し、しかもそれがなんとマイノリティーの映画ばかりで、アカデミー作品賞に『シェイプ・オブ・ウォーター』が選ばれるという結果は、まるでドラマを見ているようで、あまりにも劇的だった。  トランプ政権を生み出したレイシズムの横行が、これらの映画が作られるきっかけとなったのだろうが、それが昨年の「#MeToo」運動の盛り上がりを経て、こういう形で結実したわけである。  アカデミー賞授賞式のスピーチでは、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督をはじめ、受賞者やプレゼンターが、女性や移民、性的マイノリティーの問題について堂々と政治的な主張を行い、それ自体がまたトランプ政権に対する批判になっていた。   ところが、授賞式の視聴率は前年比で2割も落ちたという。政治的メッセージを前面に出されると、説教されているような気がするとして敬遠する視聴者が多かったのだそうだ。  どうやらアメリカでも、政治的メッセージは大衆には嫌われる傾向にあるようだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!