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アミミンさん のコメント


小人投げ

先日の道場の質疑応答で出た話
フランスでは祭り等で小人投げと呼ばれる
小人症の大人を投げあうアトラクションがあるらしい。
人を道具として扱う事を人権侵害(憲法違反)であると訴える人
生活の糧を奪うなと言う小人症の方で争議があったとのお話でした。

近い話としては売春禁止とか性風俗産業があるし、
私が子供の頃は全日本女子プロレスでは小人プロレスが行われていた。

どれも確かに人権侵害であるて言えるし強制してさせられたとすれば許されない。
小人症の方については、他の仕事が難しい場合もある。
仕事を奪う結果になるのであれば、補助金か職業訓練や斡旋はセットであろう。
お金だけの問題では無く、労働する権利(義務だけれど権利もあると思う)も人権かと思うので、
職業訓練と斡旋付随する形なら補助が必要であろう。

似たような話であれば、精神的に障害を持つ方に近いだろうか。
この場合は、奪われる職業もない事が多い分けでもあるが、
最近では法律や制度で、そういう方を雇わないと行けない雇うと補助が出る等の話も聞く。

対象の方の状況によって、それで救われる事もあろうが、
小人投げの投げられるを職業にしていた人から取れば、
雇ってもらえて、簡単な仕事を与えられたとしても満足とは言えないのでは無かろうか?
小人投げられは自分だからこそ出きる仕事であり、観客を沸かせただろう。
その満足は得られない。小人プロレスで考えれば客席の爆笑受ける感覚は、
我々にも想像しやすいかも知れない。
売春や性風俗産業にしても、人気ものであれば心遣いなんかも凄いし
繰り返し指名をいただけるリピーターになってもらえれば認められた気にもなれるだろう
しかも、搾取型で無い限り高収入も得られるかも知れない。

フランスの議論が出きるまでに何十年、その先に辿り着くまで百年か辿り着かないかであるが、
人権侵害だから禁止しようとの訴えを起こすのでは無く、ハンディを持つ人をどう考えるかにまで、
日本も辿り着きたい。

見たままの人権とその人の視点で考えた人権と考えると
徴兵が苦役だからあり得ないとかの発言を思い出す。
夕べちらっと見た池上さんの番組スウェーデンで徴兵制が復活
高校生も当然の事だ、ロシアの脅威に対抗するため必要だと普通に話していた。
ゲストの女性は考えられないとか日本であったら嫌だしかコメントしてなかったが、
ゴー宣で教えてもらっていた私からすれば、世界ではやはりこれが常識なんだなと感じる事ができ。
私と公で考えると言う意味を学べて良かったと思えた。

9条以外でお試し改憲から始めるべきとも思うが、9条に手を加えるならば、
一番の当事者である自衛隊の方の立場にたって考える事
また、徴兵制も含めて自らが当事者となって考えるべきである事を念頭におきたい。

No.45
78ヶ月前
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第265号 2018.4.11発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…世の中には、一般の常識・良識とは真っ逆さまの理屈を「常識」「良識」だと、大真面目に主張する人たちがいる。自分に都合の悪いことは一切見ようとせず、一般社会の方がおかしいと思っている。世の大多数から批判されると、迫害されたと被害妄想を抱き、同じ理屈を共有する者だけで結束を固めて閉ざしていく。時には存在しない「敵」を想定し、それを攻撃することで自己を正当化する。そうして主張はどんどん先鋭化し、より一層、一般常識から乖離していく。今、その最たる存在が安倍晋三信者たちだ。 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…3月26日発売の産経新聞社『別冊正論31号 「日本型リベラル」の化けの皮』がスゴい。櫻井よしこ、酒井信彦、高橋史朗、八木秀次、足立康史、有村治子、山口真由…等々が厚顔無恥なネトウヨ妄言を垂れ流しているが、ひと際異彩を放つ存在が、動物学研究家・随筆家の竹内久美子氏!論考のタイトルは「動物学で日本型リベラルを看ると―睾丸が小さい男はなりやすい!!」。睾丸に拘り過ぎる、想像のはるか斜め上をぶっちぎりで駆け抜けていく“トンデモ”リベラル・ヘイトを見よ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!若さの秘訣は何?合理的に説明出来ないものは、伝統ではなく因習?昔のCMで印象に残るCMは何?首相の母・洋子氏がすべてを昭恵氏のせいにして、息子を庇うのはおかしいのでは?桜の花に見とれるような事はある?やる気を削がれた時はどうしてる?日本女子相撲連盟がオリンピック競技入りを目指して活動しているのはアリ?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第272回「一般常識を敵にする安倍信者」 2. しゃべらせてクリ!・第223回「ジョーズ出現!貧ぼっちゃま絶体絶命!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第76回「“睾丸小さいとリベラル”世にも奇妙な『別冊正論』の世界」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第272回「一般常識を敵にする安倍信者」  世の中には、一般の常識・良識とは真っ逆さまの理屈を「常識」「良識」だと、大真面目に主張する人たちがいる。  一般人から見ると「頭がおかしい」としか思えないが、その人たちは自分に都合の悪いことは一切見ようとせず、一般社会の方がおかしいと思っている。  世の大多数から批判されると、迫害されたと被害妄想を抱き、同じ理屈を共有する者だけで結束を固めて閉ざしていく。時には存在しない「敵」を想定し、それを攻撃することで自己を正当化する。  そうして主張はどんどん先鋭化し、より一層、一般常識から乖離していく。  読売新聞社の全国世論調査では、佐川前国税庁長官の国会における証言に75%が「納得できない」と回答している。  安倍昭恵を国会に呼んで説明を求めるべきだとの意見は60%で、「そうは思わない」の36%を大きく上回っている。   国有地の8億円値引き、そして公文書の改ざんという前代未聞の不祥事を官僚が勝手にやるわけがなく、もし官僚が忖度して勝手にやったとしても、安倍昭恵の存在なしにこんなことが起きたはずがないというのは、ごく真っ当な一般庶民の常識的感覚だ。  ところが、無条件に安倍昭恵が「潔白」だと信じ、その証人喚問を求めることは 「人権侵害」 だと主張する、「頭がおかしい」としか思えない人がいる。  産経新聞の「エース記者」、 阿比留瑠比 だ。  しかも産経にはこれに賛成する読者がいるようで、阿比留は4月5日の産経新聞コラム「極言御免」で、そんな読者の声を紹介している。 「昭恵さんの証人喚問が実現すれば日本の社会に大混乱をもたらすだろう。知らぬ間に隣人や知人に犯罪容疑者にされる恐怖が社会全体に疑心暗鬼を生むからです」  昭恵は「知らぬ間に」疑われたわけじゃないでしょう! 怪しすぎる状況証拠が山積みでしょうよ!!  安倍昭恵を証人喚問したら、社会全体が恐怖に覆われ、日本社会が大混乱に陥る!? どこのノストラダムスだ!? 「知らぬ間に犯罪容疑者になる恐怖」だったら「共謀罪」の方が百万倍大きいと思うが、この人は共謀罪に反対したのだろうか?  阿比留はさらにこんな読者の意見も紹介する。 「臆測で『裁判』にかけられるようになったら自由に意見も言えなくなる。何とかまっとうな世の中になってほしい」  あまりの無知に、唖然とする。   国会の証人喚問は「裁判」ではない!  時には「公開裁判」のように見られることもあるが、これはあくまでも議院証言法に定められた、国政調査のための証言を求める制度である。証人は「被告」として扱われているわけじゃないし、そこで裁きを受けることもない。   安倍は「真相究明に全力を挙げる」と言っているのだから、それならば真相究明のために安倍昭恵の証言は必要不可欠だと思うのは、全くの常識である。  ところがこの読者は、昭恵の証人喚問を求めたら「自由に意見も言えなくなる」、「まっとう」ではない世の中になるという。  そして阿比留はこれに全面的に賛同し、こう書くのだ。   日本社会の現状に深い閉塞感を覚え、今後の日本のあり方についても憂慮しているのが伝わってくる。現代の魔女狩りに、おぞけをふるう人は少なくない。  証人喚問は裁きの場でもリンチの場でもなく、国政調査のための証言の場でしかない。本当に潔白なら、堂々と出てきて潔白だと言えばいいだけのことだ。それに「深い閉塞感を覚え」、「現代の魔女狩り」呼ばわりして「おぞけをふるう」とまで非難する意味が全くわからない。   ひょっとしたら、阿比留も産経読者も実は内心、昭恵が「真っ黒」だと思っていて、証人喚問に出したらオシマイだと予感しているから、こうもヒステリックになっているのではないか?  続けて阿比留は、野党やメディアが昭恵の証人喚問を求めることをこう非難する。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!