россии и банкаさん のコメント
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柳瀬唯夫首相秘書官の 「記憶の限りでは会ってない。」 という言葉は面白い。 「限りでは」 という言い方がミソだ。 「会ったかもしれない。けれど記憶の限りでは会ってない」 という意味になる。
では、記憶以外にあった可能性があるかもしれないということになる。
記憶には残っていないが、会ったことを自分は忘れているのかもしれないという含意があるのかもしれない。
「おまえオナラしただろう?」 「記憶の限りではオナラしてない。」
「ニオイがするぞ。」 「してないと断言しないが、記憶の限りではしてない。」
「オナラした可能性はあるんだな?」 「してないとは断言しないが、記憶の限りではしてない。」
「お前がオナラした音を聞いたという人がいるんだぞ。」 「その人が嘘をついたとは言わないが、私の記憶の限り ではオナラしてない。」
「嘘つき!」 「嘘つきというなら証拠を出してほしい。」
「嘘つきじゃないと言うなら、オナラしたとはっきり言えばいいじゃないか!」 「オナラしたとも、オナラしてないとも、はっきり言う ことはできない。なぜなら記憶の限りの話しかできない から。」
「その場にいた者たちが、全員おまえがオナラしたと証言したらどうする?」 「私がオナラしたと、全員の記憶にはあっても、私の 記憶の限りではオナラしてない。」
「微妙に正直だから、『記憶の限りでは』という留保をつけてるな。その留保をとって、私はオナラしてないとなぜ断言しない?」 「嘘つきになるから。」
「じゃ、本当はオナラしたんじゃないか!」 「そーとも言える。」
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
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