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若林さん のコメント

護身云々で、僭越な事を申し上げたかなと、少々反省しております…

今号の「ゴー宣」の、道州制に関する部分ですが、今日何の気なしに読み返した
あるベストセラーの、たまたま開いたページのテーマが、アメリカ合衆国の
州の成り立ちや、経済の「富の再配分」でした。

もちろん、合衆国成立当初のアメリカと、現在の日本とでは条件が違いすぎて
強引な比較にしかならないのですが、当初あった13の州が曲がりなりにも
連合規約によってまとまるまで、どれほど大変な道のりだったのかを考えると、
すでに一体化が達成されている日本を細かく分断する事に、何の意義があるの
だろうと思ってしまいます。

それに道州制になった場合、例えばどこかの地方で福島のような原発事故が起きたら
その後の対応はどうなるのか?など、もともと政治経済に明るくない自分には、全く
想像がつきません。なにしろ現状でこの有様です。

今号のゴー宣でハッとさせられたのは、よしりんの
「左翼が無力化してタカ派の暴走に抗えないのなら、わしがこの危険な空気と
闘わなければならないのだろう」
という一文でした。以前ゴー宣で、そんな内容の事をすでに言っていたような…
No.12
147ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第12号 2012.11.6発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・ 小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、 AKB48ブームから現代社会を掘り下げる(本当は新参ヲタの応援記!?) 「今週のAKB48」、よしりんの愛用品を紹介していく「今週の一品」、 漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと 紹介する「よしりん漫画宝庫」、『おぼっちゃまくん』があなたの 人生相談に真剣回答「おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに 生きるぶぁい~」、読者との「Q&Aコーナー」、秘書による よしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。 (毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※今週の「ゴー宣」では石原新党、そして「第三極連合」の行方は  どうなるのかを徹底分析!!そして、石原、安倍、橋下には「戦前」の  空気との恐ろしい相似性が見てとれることを指摘する!  日本は「歴史」を繰り返すのか!? ※「今週のAKB48」では、ついに「市川美織」をとことん語る!!  みおりんの正体と、人類の行方について、スケールの大きな分析を展開  そしてなんと「プレイボーイ」に掲載された、AKB48漫画も完全転載  あなたは果たして「隠しレモン」を見つけられるか!? ※おぼっちゃまくん、遂に悲鳴を上げる!?「おぼっちゃまくん人生相談」  怒濤の16悶爆笑回答!! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言   第14回「石原、安倍、橋下に『戦前』の空気を見た!」 2. 今週の一品・11品目「保温水筒」 3. 今週のAKB48・第13回「みおりんが見えているか?」 4. おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに生きるぶぁい~   第31悶~第46悶 5. よしりん漫画宝庫・第12回   「『ザ・ヒューマン』真の愛と正義のヒーローとは?」 6. Q&Aコーナー 7. 今週のよしりん・第12回「休めない男」 8. 新刊案内&メディア情報連載、インタビューなど 9. 読者から寄せられた感想・ご要望など 10. 編集後記 第14回 「石原、安倍、橋下に『戦前』の空気を見た!」  石原慎太郎が突如東京都知事を放り出し、立ち上がれなかった 「たちあがれ日本」の老人たちを引き連れて新党を結成し、国政に 復帰するという。  80歳にしてそのバイタリティーには驚くが、田中真紀子が言った通り、 暴走老人で終わる可能性も高い。健康面は問題ないというが、さすがに 身体を左右に揺らしながら歩いている様子を見れば老人だなと思うし、 頭脳の硬直化は隠しようがない。  例えば石原は未だに 「徴兵制」 を主張している。今の日本で徴兵制なんか 復活させたら、自衛隊が迷惑する。ハイテク兵器が主力となる現代戦に 求められるのは、電子機械工学や情報工学などのエキスパートである。  いまどきのニートやネトウヨのような連中を徴兵して大量に抱え込ん だって、邪魔にしかならないのだ。むろんニートやネトウヨが徴兵忌避 するのは目に見えているが。   今の若者の精神を鍛え直すためにも、徴兵制の復活が必要だとか老人は 言いたがるのだが、自衛隊は国防のために存在するのであって、役立たずの 若者の矯正施設ではない。             そもそも、いま石原が小政党を作ったところで、それだけでは国政には 何の影響力も発揮できない。  次期総選挙で自民党が勝利しても、単独過半数を取れない場合は、 「ねじれ」国会を避け、「決められる政治」にするために連立政権を組む 必要がある。  石原としてはその時に自民党政権の補完勢力となり、キャスティング・ ボートを握ることこそが必須であり、そのためには、どうしても 「日本維新の会」 や 「みんなの党」 と 「第三極連合」 を組んでおかなければ ならない。  もしこれが成功して自民・第三極連合の右派連立によって安倍晋三政権が できれば、その次の首相は、「石原新党」からも「維新の会」からも出す ことができる。石原や橋下自身が首相になることだって可能になってくる。  石原新党が弱小政党に終わらない方法は、それしかないのである。          しかし「第三極連合」を組むとなると、真っ先に問題になるのは各党の 政策の隔たりである。  そこで石原はなりふり構わず、 「薩長土肥も、関心、考え方は違ったけど、幕府を倒して新しい国家を つくるということで大連合があった。一緒にやったらいいんだ」 だの、 「政策が違うとかじゃないんだ。大眼目は官僚支配を壊していくことだ。 原発をどうするとか、消費税をどうするとかはある意味、ささいな問題 なんでね」 だのと言い出した。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!